小説 | ナノ











怜「薫ー、透輝見た?」
薫「さっき女の子とその辺歩いてたよ〜」
怜「そのその辺が重要」
薫「俺もどこまで行ったかは知らねえよ」
怜「ちゃんとやってるのかなあいつ…」
薫「あ、そういう心配か」
怜「いやだって気にならない…?」
薫「うん気にならないわけがない」

晃星「透輝なら今普通科側の日陰にいない?今さっきいたよ」
怜「お、まじ?行くか?」
薫「行っ……ちゃう?」
晃星「おい薫、」
薫「ちょっと一瞬で戻ってくるから!」
晃星「おーーい……俺これからライブ準備……」

汰斗「透輝が元カノと歩いてると聞いて」
晃星「お前はどこからやってきた」
汰斗「ひどいな、今来たんだわ」
晃星「んじゃ薫の代わりやっといて〜」
汰斗「はーだる、」

薫「…ただいま」
晃星「意外と帰ってくんの早かった、おかえり」
汰斗「てゆーか怜と薫揃ったらろくな事ねえんだけど」
怜「お前ひでえやつだな」
薫「てか透輝のあんな照れた姿初めて見た…」
晃星「あれでも昔は恋多き男だったぞあいつ」

薫「晃星も星華中だもんねそういや」
晃星「中3の時バリバリ同じクラスだったもん、その隣の彼女も」
汰斗「これはテニス部全体に注目いくやつだな」
怜「透輝あいつ最初は当番なのもあって嫌がってたけど、陸が見事に追い出したからああいう状況」
汰斗「で、見に行ったわけと…」

晃星「って時間やば!俺行くわ!あとよろしく!」
薫「はいよー!ベース頑張れよー!」
汰斗「てか今日春日高の人にめっちゃ会うんだけど」
怜「さっき星夜にも会った」
薫「だって春日高、学祭昨日までだもん」
汰斗「そっか。」

薫「透輝の例の子も春日だし、太一も彼女と来てるし、あと羽田もいたし、川添と星夜と瑞生もか…」
怜「でも京ちゃんとか藤悠とかいないよね」
汰斗「あいつらは来なさそう、寝てそう」
薫「それは分かる」

怜「あ、3Aでかき氷売ってるのと、学科企画でお化け屋敷やってるからきてね〜!」
薫「あいつ、去り際に宣伝してったぞ」
汰斗「絶対行かねーー」
薫「かき氷食べたくても悠斗のクラス行こうか」
汰斗「そうだな」




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