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俊也「透輝から悲鳴のLINE来るんだけどどうすりゃいい?」
圭一「ほっとけ」
陸「でも見事にここに集結してるよね」
篤志「テニス部3年非リア軍がな」
圭一「濃く言うと透輝以外な」
俊也「なんかもう3年の半分もリア充なってるんだよね」
陸「部屋割り明らかに誰か仕組んでるよね」

篤志「今回知らないうちに決まってたけどどう決まったの?」
圭一「俺と薫で決めた。着くまで部屋割り来なかったから急遽だったからさ」
俊也「完璧に透輝のこといじめてんじゃん」
圭一「いや、言っとくけど悪いのは薫だから」
陸「薫たちんとこは誰々いんの?」
圭一「透輝に薫に悠斗と汰斗」

俊也「前に汰斗が次四人部屋の機会あったらこの4人がいいって言ってたような」
篤志「言ってた言ってた」
陸「で、残りは貴斗と雄平と翔真ってことか…」
圭一「下手したら篤志、貴斗たちのとこにいたからな。そこは薫の優しさのおかげ」
篤志「薫が俺には優しくしてくれた…!」

陸「で、透輝今どうなってるの?」
圭一「ツイッターでなんか言ってる」
俊也「あいつこういうことはすぐ書くよな」
篤志「でも逆に俺らだって透輝と同じポジションに立つことになる可能性もあるからね…」
圭一「まあーたしかに」
陸「俺は全然気にしないから大丈夫」

俊也「俺も別に平気かも。中学ん時でそういうの慣れたしクラスでも」
陸「同じく、俺は太一のせいなんだけど」
篤志「俺もそこまでは…ちゃんと聞こうと思えば。貴斗と涼介と碧の話いつも聞いてるし」
俊也「最近篤志と涼介も俺ら側にいるからね」
圭一「そっか周りがリア充多いと自然に…」

俊也「竜斗が言ってたんだけど、透輝ってリア充側だったじゃん?前までは。だからじゃない?」
圭一「前まではできてたのに…みたいな?」
篤志「でも圭一も若干透輝と同じこと言ってるからな?」
陸「たしかにな」
圭一「悪かったな……でも羨ましいじゃん、そういう存在の人がいるのって」

俊也「たしかにテンション駄々下がりしてる時とかには、こういう時彼女いたらなーとか思う」
陸「それこそこういう時に支えてくれる人とか」
篤志「例に薫の彼女だよな」
俊也「あと最近貴斗ケガしてたけど日菜子ずっと付き添ってたじゃん。そういう時にああいう存在って羨ましいなって」

圭一「日菜子だってすごかったもんな、部活休んでまで病院付き添ったり、貴斗のこと支えてたもんな」
篤志「普段一緒に登校とかしないくせに最近は教室まで貴斗のこと送ってるよ、日菜子」
陸「なんかこうやって話してると羨ましくなってくる」
俊也「この話やめよう!!!!」
圭一「そうだな」




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