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薫「そーだ、この前家の掃除してたら2015年の西星のパンフレット出てきたさ」
透輝「うわー、懐かしい」
圭一「工業科のページに俊也アップでうつってるし、部活のとこに透輝いるよね」
俊也「貴斗もちょこちょこいるから」
汰斗「気になってたけどこういうのってどうやって選ばれてんの」

俊也「俺の時はただ普通に声かけられただけ」
透輝「俺も。でもノーとも言えなかった」
薫「工業科は俊也が選ばれたからその周りの奴らも一緒に写ってんのね」
雄平「そもそもなぜ俊也なのか」
俊也「あーなんかね、1年の最初はこういうの全部俺やらされてた」
汰斗「そーいえばそうだね」

翔真「商業科は本当は俺らのクラスの女子選ばれてたんだけど写真撮るときが5組移動教室中で、それであえなく4組に変更したよ」
透輝「商業科適当だな」
雄平「普通科はC組だったから全然関係なかった」
陸「特進もB組だったから関係なかったわ」
圭一「透輝はどうやって選ばれたの?」

透輝「俺も詳しくは知らねえけど聞いた話だと全国プレイヤーだかららしい」
薫「納得」
陸「勝ち進んでたもんね」
汰斗「え、じゃあ貴斗は?」
翔真「たしかに所々いたからね」
俊也「あいつは俺のついで。一緒にいたから連れてかれてた」
翔真「まあ日菜子もいたから良かったんだろうね」

陸「商業科で代表されてうつってたのって日菜子の友達だよね」
圭一「悠斗の兄ちゃんの彼女か」
翔真「そう。玲来ね。だから多分日菜子もいたんだと思う」
俊也「なんか二中ばっかだったしあの時」
雄平「巧も第二中か」
俊也「そだよ。あいつ吹部で写ってたけど」




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