JavaScriptの設定をブロックにすると広告が消えます



アイドルブログへのコメントを考えた時の話

某アイドルブログで、アイドルが質問を募集していました。



数日後のブログ記事で、それぞれの質問に答えるというものです。



「質問はコメント欄に記入してね」という事だったので、

そのアイドルに対して

前から疑問に思ってた事を記入。



しかし、コメントを投稿する前に「これでいいのだろうか」と思いとどまる私。


コメント内容に、批判表現が混じっていたからである。

そのコメント内容を要約すると



「出演してる番組で、たまに『私はショートヘアが似合うハズ』とか自分で言ってるけど、やめとけ。ファンが減るぞ確実に」



実際は、こんなに酷い書き方のコメントではないですが、私の本音ではあります。



しかし、仮にこのコメントを投稿した場合、読んだアイドルが「私にショートヘアが似合わねえだと!? やってやらぁ!!」と怒り、勢いでショートヘアになる可能性もあります。



私は、その仮説は最悪の事態じゃないかと恐れ、コメントを書き直しました。


ショートヘア化を事前に止めるためにコメントしたのに、

自分のコメントのせいで
ショートヘアになられたら、本末転倒ですからね。


というわけでコメント書き直し。


ショートヘアにされたくないという思いを込めて書き直しました。


書き直したコメント内容を要約すると



「絶対ショートヘアにはするなよ! 絶対するなよ!! アンタにはロングヘアがお似合いなんだから!」





……




このコメントを書いてみて


「『押すな押すな』は『押せ』の合図」という言葉を思い出しました。



実は、アイドルの世界にも浸透してますこの言葉。



なぜなら「『押すな押すな』は『押せ』の合図」という言葉は、某アイドル番組が使っていたからです。




つまり、ショートヘアにするなと連呼すると、最近の風潮により、本当にショートヘアにする可能性があるわけです。今回ばかりは、このお笑いネタを恨む。


またまたコメント書きなおしだ。



ここで私は考えた。

「ショートヘアにするな」と直接伝えようとするから、変な文章になるのだと。



だから、自分の気持ちを混ぜないコメントにしようと決めた。



そうしてできたコメントがこれである



「ショートヘアにする予定は、ないですよね?」




うん、我ながら完璧なコメントだ!(自画自賛)



これなら、相手を怒らせる事もない。ただ聞いてるだけで、ショートヘアにするなとも、しろとも言ってないし。



それに、もし「ショートヘアにするよ〜」という回答があった場合



俺以外のファンが、「それはやめろ!」と、止めてくれるかもしれないのだ。




というわけで、上記の20文字コメントを2時間かけて考え、ようやくコメントを投稿できました。



そして、コメント投稿から数日後




「ショートヘアにする予定は、ないですよね?」
という質問に対して


「ないです」という返事が来た!


これは嬉しい。当分はショートヘアにならないという事も嬉しいが、アイドルからの返信が、こんなに嬉しいものだとは!!


ブログ上とはいえ、無料で反応してくれるなんて、金のかかる握手会とは違う嬉しさがあります。



私の質問に答えてくれたアイドルさんには、この言葉を送る。








「えらいっ」



【3/全72記事】
前回 / 次回
目次



×
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -