スノードロップの恋





「あっ、名前!」







「なに?カズ。」







「真ちゃん知らない?」







「緑間?
体育館じゃないの?」







「いなかったんだよな〜、体育館。」




俺もシュート練してると思ったんだけどさ。




ぼそぼそと呟く。




「あっ、和成いた〜。」







「どうしたの?夕菜ちゃん。」







「どうしたの?じゃないでしょ〜。
先輩達に昼休み、呼ばれてたじゃん!!」







「あっ、やっべ!
じゃーな、名前。」







「バカして先輩に殺されないようにね。」




笑顔を貼り付けて見送る。




目に映る2人は幸せそうで。




やっぱり彼の目に私なんか映ってない。







希望




まだ自分を見てくれてるんじゃないかって




希望を持ってる自分の気持ちは




まるでスノードロップみたいだ。







end




行きつけの本屋の放送で花言葉を紹介してて
それで突発的に思いついた代物です

誰にしようか迷ってんですが
皆に好かれそうな高尾かな?って思ったので

宮地さんと悩みましたが、宮地さんぽくないなってね(笑)


ほんと、突発文で相変わらずのうちクオリティーでごめんなさいorz





2012/01/09.


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