とある日の午後に






「何つまらなそうな顔してるのだよ。」







「え、そんな顔してた?」







「あぁ、思いきりな。」







「そっかー。
別にそんなわけじゃないんだけどねー…。」




はっきりしないヤツだな。




いつもは、高尾と一緒に騒いでいるのに。




……あぁ、そうか。




「服部、だったか?
お前の彼氏の名前は。」




一瞬きょとんとした。




「…真太郎は鋭すぎー。
別にさ。ハズレ、じゃないんだよ?」




寧ろ、全然いい人だし?




と、言いながらもため混じる。




「けど、何か…物足りない、のかな。
いい人すぎるって言うかさー…?」




“真太郎が彼氏なら良かったのに。”







無自覚少女の
爆弾発言





「なら、さっさと別れるのだよ。」




「へ?」




「付き合ってやる。」






end.





服部君とは
春期講習でのうちの隣の席の男子です(笑)




2012/03/17.


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