占いも役立たず
「…何なのだよ、これは。」
「ん?初売りだよ。」
「いや、見ればわかるのだよ。」
くそっ、今日はおは朝1位だったのに…!
「ほら、れっつごー!」
ぐいと思いきりセーターを引っ張られ
気持ち悪いほどの人ごみに飲まれる。
「ちょっ、待つのだよ名前!」
「初売りは待ってくれません!!」
「そーゆーこっちゃないのだよ!!」
ぐいぐいと奥へ誘われる。
「俺を連れてきた理由は…、」
「真ちゃんいれば、欲しい物全部手に入りそうだし
買いすぎても、荷物持ちになってくれると思ったから!」
仮にも彼氏だぞ、俺は。
それをこんな風に使うとは…。
夢にも思わなかったのだよ!!
「いや〜買った買った。」
「全く……買いすぎなのだよ。」
一休み、と入ったカフェ。
名前の隣と俺の隣は買い物袋が溢れている。
「へへへー。ついつい。」
「つい、で済まされる量を超えているのだよ。」
これは、持って帰るのにも苦労しそうだ。
「でも、真太郎も何だかんだで付き合ってくれたし。」
「まぁ…途中で投げ出すわけにもいかんだろ。」
「私は楽しかったよ。
真太郎と買い物できて。」
にっこり
満面の笑みを浮かべる。
まったく…。
占いも役立たず?
いいえ
愛しい彼女の
最高の笑顔が見れたので。
fin
15分クオリティー
初売りマジ関係なさすぎてorz
れい
こんなものでよければ貰ってってください!
そして、書き直し等いつでも承ります!!
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