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ゲームオーバー無し
藤村正美２話
両足を失った悲しみ／病院に出現する足だけの幽霊
最初の質問から分岐
「バレリーナにとって、足のケガって重大ですわよね。まるで、踊れないなら死んだほうがマシだ、とでもいうようにね。患者さん自身に治ろうという気持ちがなければ、治療できるものではないんですわ。
河合さんは、とても難しい患者さんに見えました。同意していただけるでしょう？」
（
１、大変な患者だと思う／
２、そうでもないと思う）
↓
『
２、そうでもないと思う』を選んだ場合
「同じバレエ団の人でした。同期で、ライバルの上杉さんという女性。だから、こんな噂が流れました。上杉さんを突き落としたのは、河合さんだ……なんて。
けれど、河合さんは身動きもできない状況で、病院にいたんですわ。上杉さんを突き飛ばすなんてこと、できるわけないじゃありませんか。そう思うでしょう？」
↓
『
１、思わない』を選ぶと
【END病院で事件が多発】
『
２、思う』を選ぶと
【END明るくなった河合さん】
『
１、大変な患者だと思う』を選んだ場合
「彼は真壁さんといって、河合さんとは将来を約束した仲のようでした。
その頃、病院には一つの噂がありました。ボウッと白く浮かび上がった足だけが、廊下を歩いているのを見た人がいるというんです。
ねえ、あなたがもし、こんな不思議な体験をしたら、どうします？」
（１、自分で調べてみる／２、医者に相談する）
↓
『
２、医者に相談する』は
◆に進む
『
１、自分で調べてみる』を選んだ場合
★「そこには、河合さんの恋人の真壁さんがいたのです。彼女がいないのに気づいて、追いかけてきたのですわ。愛の力って、偉大ですわね。
恋人がいるのかしら？」★
（１、いる／２、いない）
↓
『
１、いる』を選んだ場合
「見てみると、パンプスの中に、奇妙な形の石が入っていたのです。次の日から、病院に足の霊が出ることは、なくなりました。
これで、この話は終わりですわ。面白かったかしら？」
↓
『
１、面白かった』を選ぶと
【ENDそれは良かった次の方へ】
『
２、面白くなかった』を選ぶと
【END石に愛された正美さん／隠しシナリオ条件・次は泰明さん】
『
２、いない』を選んだ場合
「真壁さんは、とっさに腕を伸ばして、彼女を捕まえたんです。そのまま、片腕で彼女の全体重を支え続けたんですわ。
よく、そんなことができますわよね。これも、愛の力というものかしら」
↓
『
２、そんなことはない』を選ぶと
【END人格入れ替わり】
『
１、そうだと思う』を選んだ場合
「身をよじって泣く姿は、みんなの涙を誘いました。誰一人、彼女を疑うものはいませんでしたわ。そう、私以外はね。
なぜ私が、真実を知っているのか、教えてあげましょうか？」
↓
『
２、知りたくない』を選ぶと
【ENDそうですか次の方へ】
『
１、教えて欲しい』を選んだ場合
「だって私、そのとき屋上で、患者さんの洗濯物を取り入れていたんですもの。……どうして、黙って見ていたかっていうんですの？
私は死にたくありませんもの。あなただって、そういう立場になったら、私と同じ態度をとるでしょう？」
↓
『
１、同じ態度をとる』を選ぶと
【END同じ考えで嬉しい】
『
２、そんなことはしない』を選ぶと
【END今夜はきっと何かが起きる】
◆「吉村というその先生は、彼女に霊なんていないんだと、いい聞かせたんです。先生は夜の見回りに出かけました。
まるで、たった今水から上がってきた何かが、歩いているような……。後ろから聞こえた次の瞬間には、前から響いて来るんですわ。こんなことって、あり得るのかしら？」◆
（１、あり得る／２、あり得ない）
↓
『
１、あり得る』を選んだ場合
「それでは、どうして足音が、前や後ろから聞こえるんだと思います？」
↓
『
１、夜の病院は、音が反響するから』を選ぶと
【ENDここは昔違法工場だった】
『
２、生きている者の足音ではないから』は
◎に進む
『
２、あり得ない』を選んだ場合
「背後の足音は、まだ聞こえています。ひょっとしたら、吉村先生を追いかけているのかしら？」
↓
『
２、単なる偶然だと思う』を選ぶと
【END消えた非常扉】
『
１、そうだと思う』を選んだ場合
◎「先生はあわてて、近くのドアに飛び込みました。この部屋に逃げ込んでも、危険が去ったわけではありませんわね。
まあ、悲観的な考え方をすれば、キリがないんですが。悲観的な方かしら？」◎
（１、悲観的／２、楽観的／３、そのときどきで違う）
↓
『
２、楽観的』を選ぶと
【END包帯の女に心臓を】
『
１、悲観的』を選んだ場合
「そこに立っていたのは、ふくらはぎから下しかない、一対の足だったのです。足は、まっすぐに、こっちへ向かっています。
ふくれあがる恐怖に、息が詰まりそうです。こんな緊張に耐えられます？」
↓
『
２、耐えられない』を選ぶと
【END足が勝手に走り出す】
『
１、耐えられる』ｏｒ『
３、そのときどきで違う』を選んだ場合
「吉村先生が、ナースステーションに駆け込んできたときには、何事かと思いましたわ。だけど……こんな話、少しできすぎという感じもしますわよね。信じられるかしら？」
↓
『
２、信じない』を選ぶと
【END正美おばさん激怒（豹変顔）】
『
１、信じる』は
★に進む