どうも、馬鹿です。あ、違ったうましかです
柚子side
第4話
どうも馬鹿です。あ、違ったうましかです
『言っておくけど、俺様は絶対学校行きませんよ?』
『・・・はい?』
無言の圧力。と言った方がいいだろうか?
何だがゴゴゴゴゴ、と姫の方から聞こえる。どうか幻聴であってくれと願うばかりだ。
『だから、行きません!』
『は?』
『だって俺もうすぐ中3になるんですよ!中学入って早々受験勉強やだ!』
『僕と同じ学年でいいじゃん』
『俺にもう一度1年生やりなおせと』
『うん。』
『・・・即答・・・』
『うん。』
すんすんと鼻を鳴らすと黙っていた綱吉が口を開く。
「え、中1に中3!?高校生位に見えました!大人っぽいんですねー・・・」
『あはは、よく言われます。』
『うーん、どうだろ?』
『綱吉君が言うのならそうなんじゃないでしょうか?』
『そっかー』
『・・・話戻しますが行きませんからね』
『ならいいんじゃないー』
『軽っ』
以外にあっさりだな、なんて思っていると姫の唇がニタリ、歪んだ。
うお、コエーです!
『でもさぁ、よく考えてみなよ?学校通ったらツナ君の寝顔やドジっぷりやあーんなのやこーんなのまで見れるんだよー・・・?』
『
是非逝かせていただきます』
「早っ!!??それと変換違います!」
『ははは、可愛いなコーハイ☆』
「・・・キャラ違います」
『そーかいハッハー!』
「・・・orz」
「(ニッ)おもしれー奴らが入ったな」
『ん、リボーン何か言った?』
「なんでもねーぞ」
ニタニタ。口元を歪めるリボーンを見て姫が少し不気味に思ったとか思わなかったとか。
2010.12.7三春柚子