テスト4日前。ヤマなんて張るな、外すから。


「文貴・・・・・・、私、私ね、文貴のこと・・・・・・・・・ずっと、前から・・・・・・・!!」
「蛍ちゃん・・・・・・・・・・・・!!」
「・・・・き・・・・だったの・・・・・・・・」
「・・・・・・・・え!?いっ、今、なんて・・・・・?」

「だいきらいだったの!!!!」
「蛍ちゃーーーん!!!Σ(´д`;川)」

ショックのあまり地面を転がる水谷。ローリン水谷はいつもロンリー。うまいこと言ったつもりだ。

「馬鹿は救いようがないな」
「まあ、わかってたことだけどな」
「うわーん、阿部、花井ぃぃ!!!蛍ちゃんが俺のこと嫌いだってぇぇぇ!!!」
「そうだよなだってクソレだもんな。俺だって水谷のこと嫌いだしな」
「阿部までそゆことゆう!?泣くよ泣いちゃうよ俺、すでに涙目だよ俺!!!」
「泣けばいいんじゃないか?」
「うわあああああああああん。°∴(/Д°)/」

そんな水谷の泣き声をBGMに、蛍は次の作戦に移る!!

「花井先生、私ね、花井先生のこと・・・・・・・」
「さー勉強はじめっかー。」
「無視!?軽く無視!!?」
「言っとくけどな、ヤマなんて張るな、外すから。だから、とっとと教科書開いて勉強するぞー」
「むうう・・・・・・。花井を落とすのは難題ですな・・・・・・」

その傍ら、水谷は阿部にまとわりつくの攻撃!阿部は72のダメージ!さりげなくダメージが水阿なのは気にしたら負け!というかただの偶然!

「ううっ、阿部も俺と一緒に拗ねようよ!!」
「いやだよ!水谷と一緒っつー響きがいやだわ!!」
「・・・・・・阿部、俺と一緒に・・・・・・・拗ねようよ!(キラッ)」
「言い方の問題じゃねぇよ!そっちの響きじゃねぇよ!」


とまぁこんな感じで過ぎて行く日々。

・・・・・・果たして、テスト勉強は進んでいるのか!?

試験までは、後4日・・・・・・。



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20110626




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