※全国大会の前くらい
※大石がなんかもうごめんなさい
※ちょっと腐った表現が混じってます!
※おkな人はどうぞ↓↓






「合同合宿?またするの?」
「そうなんだ。・・・・・・今度は氷帝とだけどね」
「そりゃタイヘンねー」

いつもの帰り道。いちおー私のカレシで、いちおー男テニ副部長なんてやってるキング・オブ・ジミーこと大石秀一郎の漕ぐ自転車の荷台に跨って、その大きな背中に抱きついて帰宅するのが私の慣習。何とはなしに、ぽふんとその背に顔をうずめる。汗で少し湿っているそこは、やっぱり暖かかった。

「氷帝学園・・・・・・かぁ」

私も行ってもいい?そう聞くと秀くんは、来てもおもしろくないぞと笑った。おっけーのサイン。大丈夫、テニス部のみんなとはもう知り合い。氷帝のひとたちは・・・・・・うん、少しは知り合い。

みんなが、これからいっぱいいっしょに笑えますように。全国で、優勝できますように。ずっとテニスを続けられますように。
だいすきな、テニス部のみんながいつまでも、幸せでいてくれますように。

秀くんの背中がいつまでも、暖かくありますように。



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