今日は、浜田君ちにお呼ばれになりました。
何でも、英語の課題を一緒にやろう!とのこと・・・。
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あれー、そんな課題あったんだー。
ま じ で か (#^.^#)
とゆーわけでやって参りました、浜田家。
>インターホンを押す。
>帰る。
うん、間違いなくインターホン。
ピンポーン・・・・・。
「はいよーあがって」
「うーいおっじゃまー」
「おーす」
出迎えてくれた浜ちゃんと、奥から聞こえる泉の声。
遠慮なしに私がズカズカ上がり込むのは、気の知れた仲だからこそ。
「あれー泉死んでんねー。」
「うっせ、英語わけわかんねぇんだよ。」
「泉、英語ぜんぜん駄目だもんね。ほい、名前ちゃんもお茶どーぞ。」
「あざーす。・・・・・・・さて、私もやりますか。」
「お前は・・・・・・・って、白紙じゃねーか!?」
「ありゃ・・・・・・・。これ結構つらいよ?大丈夫?」
「よゆー。私、英語得意なので。」
お喋りしながらもページを捲る。
ワークの98ページまでをやれ、とね。
ふん、英語教師なんて嫌いだ。うざったい。
ちらり、と隣で唸っている泉を見ると、24ページだった。
一生懸命、目前に並ぶ英単語を目で追っている。
時折頭を掻き毟って、シャーペンをくるくる回す仕草が誰かに似ていると思ったら、数学をやっている自分の姿とまったく同じということに気付いて、ちょっと苦笑い。
一方浜ちゃんはというと、教科書をパラパラ捲ってはスラスラと解いている。
まあ、同じ授業を二回聞いているんだ。それなりのスピードで解いているのも納得。
ページ数は47。まあまあか。
さあて、私も気合入れてやりますか。
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それから2時間後。
「おわったーーーーーー。」
事実です。終わったぜいやっほーーーーーう!
カラン、と音を立てて、シャーペンが机の上に転がる。
「マジー?早いねー。俺も終わったー。」
「浜ちゃんはもう半分やってたじゃあーん。私はゼロからのスタートだったんですうー。」
「はいはい、そーですね。」
左隣の浜ちゃんと笑い合う。
・・・・・・そこで、ふと思い立ち、右側を見ると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「ふ、え・・・・・。ぐずっ・・・・・・・・。」
ぼ ろ な き じ ゃ ね ー か (>△<)
ちょっと君、泣きすぎだよ!!
何泣いちゃってんの、こっちが泣きたくなる!!!
てか35ページて!全然進んでないじゃない!!
「何で、お前ら・・・!も、う、おわ、て・・・・・。ぐしっ・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(キュン)」
うおおおおおおお何だ今の、キュンって!!
ときめいてしまった!泉にときめいてしまった!!
「あーあー。泣かないの泉ー。ほら、みんなでやろう、ね。」
「う、うん!うつしてもいーよ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホント?」
そんなか細い声を出すんじゃねぇ!
涙をいっぱい溜めた目でこっちを見るんじゃねぇ!
お 前 ほ ん と に 泉 な の か よ ! ! ! ?
悶え苦しむ私を見かねた浜ちゃんが止めに入るまで、私はしばらく絶叫し続けていた。
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あー、ちょっと私の暴走入ってしまいましたけど。
あれから何とか事を終えた泉は、泣きつかれたのか、書きつかれたのか、ソファに横になってグースカやり始めてしまったのでした。
寝顔も超カワイイよ!! (/д`)/
このあと、うちの野球部のエースと四番が泣きついてくるのは、また別のお話。
君の泣き顔が大好きです(性格悪いなんて、言わないで!)
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泉を泣かせたかっただけ。
そして浜ちゃんの存在感のなさwww
20100816 ちさと
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