微かな光 | ナノ

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「あのお面ちゃん…どう見たって再不斬の仲間でしょ!
一緒に並んじゃって……」

「どの面下げて堂々と出て来ちゃってんのよ、アイツ」



カカシ先生がそう言うとそれに続いてサクラも言う。



「アイツは俺がやる。ヘタな芝居しやがって…俺はああいうスカしたガキが一番嫌いだ。」

「カッコイイサスケくん!」



いやいや、サスケくんも相当スカしてるような気がするけどね。 
…それは言わないでおこう。


……それより…



目線の先は白とサスケくん。
白は瞬時にサスケくんのところへ移動し、
白は千本、サスケくんはクナイでお互いの攻撃を防いでいた。



「(やっぱりこの二人が戦うんだよね…)」



おそらく私の表情は雲っているだろう。
それは自分でも分かる。



「ユカリ!サクラ!タズナさんを囲んで俺から離れるな。
アイツはサスケに任せる!」

「うん!」

「………」



私は先生の言葉にすぐにうなずくことが出来なかった。

情けない…さっき決意したのに…!



「ユカリ!」

「………はい」



改めて先生に名前を呼ばれてやっとうなずいた私。

…そうだよ、さっき決めたんだよ。


もうみんなに迷惑はかけないって。



そして二人の戦いはどんどん進んでいく。
最初は白が優越かと思えば、今はサスケくんが勝っている。

再不斬も驚いているようだ。



「ガキだガキだとウチのチームをなめてもらっちゃあ困るねぇ…。

こう見えてもサスケは木ノ葉の里の1ルーキー…
ここにいるユカリとサクラ…ユカリはもくノ一クラスのトップ…サクラは里一番の切れ者…

そしてもう一人は目立ちたがり屋で意外性1のドタバタ忍者ナルト」

「ククク…ククククッ…。
白…分かるか、このままじゃ返り討ちだぞ…」

「ええ…残念です…」



そう言うと共に白から広がっているのは冷気。

そして印を組み、術が発動された。





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