「せっかく綺麗な骨格をしているのに。無茶な喧嘩ばかりしていたら骨が歪んでしまいますよ」
「骨格って…。先生ってほんとマニアックだよね」

保健室のベッドの上で、Yシャツをはだけさせてあらわにさせた痣まみれの生徒の肌に保健医の真島は指先を滑らせていく。

「ここの痣、だいぶ痛いでしょう?」
「つッ…!う…!」

赤黒く鬱血している部分を押されると生徒の東谷は顔をひそめて息を詰まらせた。

「っは…、先生楽しそう」
「君だって興奮しているくせに」

クスクスと笑い合いながら真島は下着ごと東谷の制服を脱がして、自らもズボンを引き下ろす。
痛々しい東谷の身体を眺めて欲情した淫茎はすっかり硬く昂まっていた。
それを何も解きほぐしてもいない秘穴に捻るように強引にねじ込んでいく。

「うあ゙…っ!!あッ あぁあ…!」

割り裂かれる衝撃は汗が滲むほどの鈍痛を全身に響かせて、東谷は悲鳴を上げながらシーツをキツく握りしめる。

しかしそんな痛みこそが東谷にとって何よりの快感だということを真島はわかっていた。
閉じている内壁をこじ開けて尖った肉棒で最奥を抉り、東谷の体に無数にある痣の一つに爪を立てる。

「あ゙っ!は…ッ、うぅぅっ…!」
「…この傷が全部わたしがつけたものだったらもっと良かったのに」

痣を上書きするようにめり込ませた爪で新しい傷を作っていく。



「今日もまた誰かと暴れて適当に殴られてくるんですか?」
「んっ…、だって、先生はそういうことしてくれないからっ…」
「一応君はまだ『勤めている学校の一生徒』ですからね。立場上、そこまで手出しはできませんよ。…でも、」
「──ッ、く…!!」

真島の両手が東谷の首を捕らえる。
咳き込まないように動脈部にだけ指を添えて徐々に圧をかけて血流を奪っていく。

「君が卒業したら、もう他人には絶対傷付けさせません。軟禁して、こんな粗末な傷を全て塗り替えるまで君を蹂躙し尽くします」
「んっ…、ぅ…!」

黒くよどんでいく意識の中に真島の言葉が渦巻いて体の芯がゾクゾクと痺れる。
想像するだけでも熱い快楽が灯って下半身が跳ねた。
東谷は遠のきそうになる意識を必死に引き留めて真島の背中に両手をまわす。

「っは!はぁっ、…っ…早く、先生にボロボロにされたいっ…!」

圧迫から解放されて苦しげに呼吸を乱しながら東谷は涙の滲む目で真島を見上げる。

「お互いあと一年の辛抱ですね」

愛おしく見詰め返して真島は濡れた唇に口づけた。

「ん、ふっ…せんせ…もっと…ッんん!…っ…!!」

言われなくても、と真島は再び首に手をかけて東谷の中に沈めた肉棒を荒々しく出し入れさせる。

「〜〜っは、あッ!あっ…ぐ、ぅう…っ!」

気を失いそうになっては手を緩められ、焼けつきそうなほど肉壁を擦られ、狂いそうな快感に東谷は身も心も溺れていく。

「せ、んせぇ…っあ、あ…っすき…!好き…っ!」

朦朧としながら何度も甘い想いを口にする。
真島はそれを聞いて東谷を侵す手や下腹部にますます熱を込めた。

「わたしも、君のことが殺したいぐらい愛しいです」

優しく囁いて唇を重ねて、濃密に舌を絡ませる。

退廃的な行為をしている二人にはまるで似つかわしくない澄んだチャイムの音が鳴り渡る。
それを気にもとめず、二人は燃え上がった欲情が尽きるまで互いを求め続けた。

end


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