彼氏の渚は普段は温厚だけど怒らせるとすごく怖い。 今回は渚が何年も愛用しているマグカップを割ってしまったことが逆鱗に触れたらしい。
「お仕置きを受けてもらうよ」そう言って渚は俺を真っ裸にしてベッドに大の字で両手足を拘束した。
「こっ…ここまでやる?」 「うん。大事なコップだったからね」 「だからっ、同じやつ買うってば!」
「司は何もわかってないね。あれは3年前に司が初めてプレゼントしてくれた物なんだよ。同じデザインだからって思い入れのあるあのコップの代わりになんてならないよ」
「うっ…」
あの安いコップをそこまで大事に思ってくれていたのは正直嬉しかった。でもこの状況じゃ素直に喜びきれない。
「だから、俺の気が済むまで苛めさせてもらうね」
妖艶な笑みで言うと渚は俺のぺ○スに舌を這わせた。
「うあっ…!んんっ…!」
奥までくわえられ、ねっとりと舌が絡み付く。 慣れ親しんだ愛撫にたちまちそこは血液が集中して固くなっていった。
「んっ…ンッ く…うぅ!」
唾液をたっぷりと含ませて上下に擦られる。俺の弱い所を知り尽くしている渚はあっという間に俺を追い詰めていく。
「…あっ…!出るっ…、っは!ぁ…っ!」
数分も経たずに俺は渚の口の中に欲を解き放った。 肉棒の痙攣がおさまってから渚はゆっくりと口を離して口内の白濁を飲み込み、唇をペロリと舐めた。 何年も一緒にいるけれど渚が時折見せる妙な色っぽい仕草には毎回ドキドキしてしまう。
「これで終わりだなんて思ってないよね?」 「え゙っ…?」
色香を漂わせていた顔が冷淡な笑みに変わる。 渚は立ち上がって戸棚を開けるとローションを取り出した。あともうひとつ手にしているのは…ガーゼ?
「なんだよ、それ…っ?」 「俺もネットで見ただけだからどうなるかわからないけど…。こう、ローションをいっぱい含ませて…」
ガーゼをローションでヌルヌルにさせると渚はそれで果てたばかりの俺のモノを包んだ。
「ひあぁっ!?」
亀頭を擦られた瞬間、腰が抜けそうなほどの快感が弾けた。 ただでさえイッた直後で敏感になっているのに、濡れたガーゼの感触はあまりにも強烈すぎる。 もはや気持ちいいを通り越して暴れたくなるほどくすぐったい。
「いっあ…ッ!待って、待って!これ無理っ!」 「だめ。やめない」 「ああ゙ぁーっ!!」
亀頭をガーゼが端から端までズズズズと滑っていく。 稲妻みたいな刺激が腰元から全身に走って俺は今まで出したことがないような悲鳴を上げて悶絶した。
「ひぃっ…あぁあっ!無理っ、無理、だってば…渚っ…!あ゙っああぁ!」
拘束されている手足を無我夢中で振り乱して暴れても渚は手を止めようとしてくれない。それどころか一層楽しそうに笑っていた。
「司のこんな反応初めて見た」 「だからっ、これは無理なんだって…!うぁっああ゙ーっ!ヤ バイっ…なんか出そっ…あっああ!ヤバイ、止めて!あっあッうああぁあ゙!」
恐ろしいほどの気持ち良さとくすぐったさで感覚がおかしくなった下半身が勝手に疼いて、ビクンッと震えたかと思うとぺ○スから熱い体液が吹き出した。 尿や射精とは違う痺れるような排泄感に頭の中が真っ白に溶けていく。
「わ、これおしっこじゃないね。もしかして潮?」 「ひぃッ!? なんでっ…まだっ…あぁああっ!」
とっくに限界を突き抜けているのに渚は尚も亀頭を擦り続ける。 恐悦の電流が絶え間なく身体中を駆け巡って頭が壊れてしまいそうだ。
「本当に男でも潮って吹けるんだ。すごいね」 「やあぁっ!ひああぁあっ!ごめんっごめんなひゃいぃっ…もう許ひてぇっ!」 「わー…今の司、すっごく可愛い。もう少し苛めさせて?」 「やらっ!もぉやらあぁっ!あぁッうあぁあーーっ!」
また下半身が波打って生温かい液体の感触が広がった。 涙をこぼす俺の頬に口付けながら渚はビショビショになったガーゼで絶えず股間を弄ぶ。
「ふゃああぁあっ!またでるっ止まんなぃ…っああ!やあああッ!!」
身体を精一杯仰け反らせて襲い来る衝撃に耐える。
永遠に続くかのような快楽地獄。 いつしか俺は完全に思考を失って喘ぎ狂い、渚に抱かれながら意識を手放した。
end
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