※闇夜の焔色拍手会話文



「……………」
「……………」
「暑いねーリクオくん」
「そうだねー」
「……………」
「……………」
「…あれ?そういえばつららちゃんは?」
「この暑さに滅入っちゃって部屋に籠ってるよ」
「部屋に籠った方が暑いんじゃないかな?」
「多分大丈夫だよ。雪女だから自分で部屋の中を涼しく出来るよ」
「そうなんだ。雪女って便利なんだね」
「まあそれなりに大変みたいだけど…」
「……………」
「……………」
「リクオくん」
「どうしたの?」
「暑いねー」
「そうだね」
「…私もつららちゃんの部屋に行って涼んで来ようかなー」
「駄目だよ!」
「え?」
「あっ、えっと…その…ほら、雪女は本当に暑いの駄目だから多分部屋の中は凄く寒いと思うし…外との温度差がかなりあると思うから体に悪いと思うし…ええっと…」
「…そっか!そうだよね!いくらなんでも寒いのは嫌だし、急激な温度差って体に悪いもんね!」
「(納得して、くれた…?良かったあ)」
「かと言ってもやっぱり暑いものは暑いよねー」
「じゃあかき氷でも作ろうか?」
「!!うん!作ろっ!」
「(あ、凄い笑顔になった)じゃあちょっと待ってて。毛倡妓に訊いてくるから」
「私も一緒に行くよ!リクオくんに全部任せるのも悪いもの!」
「え、でも…」
「一緒に作って涼しも!」
「うっうん!(可愛いなあ)」
「そうだ!つららちゃんにもかき氷持ってってあげよう!」
「えっ(結局つららの所に行くの!?)ちょ、ちょっと待って!」



「……………」
「……………」
「行かれましたかな?」
「…行かれましたな」
「まったく…この暑い中あのお二方のいちゃつきぶりを見せられたら更に暑さが増しますなあ」
「ですが仲の良いことで何よりですな」
「ほっほっほっ。そうですなあ」
「それでは儂らもかき氷を頂きに行くとしますかの?」
「ほっほっほっ。そうしますかのう」





今の季節に沿った内容にしてみましたが、如何でしょうか?
私自身既に暑さに頭がやられているので、そんな頭で考えて書いたものなんですがいまいち書きたいものが書けたのかは自分でも謎です。
取り敢えず暑いねーって言い合って仲良くかき氷でも食べていればいいんだ、という適当な内容構成でした。
リクオが彼女を引き止めたのは勿論行って欲しくないからですが、恐らく本気でつららの部屋に行ったら凍ってしまうと思うんです。
最後の二人はリクオ達のことを影で見守っていた(いちゃつき現場に出くわした)という、どうでもいい設定です。








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