51. 体を動かすのは好きですか?得意なスポーツがあれば、教えてください。
颯士郎「思い出を集めるためなら走ったり飛んだりもするよ、でも激しい運動は進んでしようとは思わないねー」
葉月「走ることは好きですよ。マラソンとかは、興味ないですけど。」
52. 持久力、瞬発力には自信がありますか?あなたの持久力や瞬発力に関する、分かりやすいエピソードがあれば、教えてください。
颯士郎「無いね。うん。」
葉月「持久力…も颯士郎さんよりはありますけど、話すほどのものではないです。普通だと思います。」
53. 苦手なもの、怖いものってありますか?それは何ですか?
颯士郎「思い出の主が死んでしまって、黒くなってしまった思い出。思い出には変りないんだが…あれを店に置いておくと死を呼んでしまいそうでね。」
葉月「手袋を貰うまで、人が怖かったです。うっかり触っちゃって、辛い記憶が見えて泣いてしまうことがあったり、そういうので。今は真っ暗な所が怖いです。」
54. やらなくてはいけないけれど、やりたくないこと、あなたは我慢してやりますか?やりませんか?
颯士郎「それが思い出に関係することなら、やるね。」
葉月「私は我慢してやります。そうしなければ、いけないなら。」
55. 日常生活の中で幸せを感じる瞬間ってありますか?どんな時ですか?
颯士郎「思い出を可視化してるとき。それを覗かしてもらえれば最高に幸せな瞬間だ。」
葉月「食べて、寝て、起きて、お仕事して、他人の役にたてて、颯士郎さんとお喋りして、花壇に水をやって、種から育てた花が咲く瞬間を見られた時は、とっても幸せでした。」
56. 一度始めたら、なかなかやめられないこと、何かありますか?どれくらい続けてしまいますか?
颯士郎「思い出のコレクションを覗きだしたら止まらないね。休みの日なら、一日中でもしちゃうねー。」
葉月「編み物です。星月紡績工房の糸が、とってもきれいで見とれながら、時間を忘れて編んでしまいます。」
57. ちょっと一息つきたい時、一休みしたい時、何をしますか?
颯士郎「ぼーっとしてたり、思い出のお片づけしてたりするよ。昼寝も一休みに入るかな。」
葉月「お掃除したり、甘いものを食べたり、紅茶を飲んだり、外を歩いてみたり、します。」
58. 休みの日、誰かとどこかに羽を伸ばしにいくなら、誰とどこに行きますか?そこでどうやって過ごしますか?
颯士郎「葉月ちゃんと、何か面白いものとか楽しい物を探しにいくよ。彼女の思い出を作るのもおれの仕事のうちだからねー。」
葉月「お仕事を忘れて、颯士郎さんとのんびり素直に楽しむことをします。鳥かご屋さんを見に行くのも好きです。」
59. あなたにとって、有効なストレス発散の手段は何ですか?どれくらいの頻度でそれをしますか?
颯士郎「泣ける思い出とか、綺麗に時間軸がそろってる思い出を覗くことかな。後は山の記憶屋に寄ってみたり。普段からストレスなんて殆ど無いから、あんまりしないね。」
葉月「坂を駆け下りることです。颯士郎さんが片付けたばかりの部屋を散らかしたりするとやるので頻度は多いかもしれません。」
颯士郎「葉月ちゃん、ご、ごめんね?」
葉月「謝るくらいなら、出したら直す!開けたら閉める!細かな基本をしっかりして下さい。」
60. いらいらする瞬間は、どんな時ですか?自分は気が短いと思いますか?気が長いと思いますか?
颯士郎「すごくいい思い出を持ってるお客さんが減るもんでもないし守秘義務もしっかり守るっていう契約もするのに、思い出を売ってくれないとき。気は長いよー。」
葉月「さっきも言ったとおり片付けた場所を汚くされたりしたら怒ってしまうので、気は短いのだと思います。」
61. 自分の立場(身分、年齢)ではできないけれど、やってみたいことってありますか?どんなことですか?
颯士郎「やってみたいこと、うーん、"外"にもう一回出てみようかと思ったり、でもやっぱり思い直すね。外は思い出が荒んでて良いのが少ない。埋もれてる。」
葉月「自分のお店は、一度は持って見たいです」
颯士郎「えっ、独立するの!?」
葉月「しませんよ、ただの憧れです。」
62. 喜怒哀楽、最近の出来事で一つずつあげるとしたら、どんなことですか?
颯士郎「喜ぶ、"外"の思い出を持った人がツバメ町に来た!」
葉月「楽です。花壇のお花が咲いて、それと最近、夢見ぬ花屋さんというお店をみつけて…えへへ。」
63. 忘れられない景色はありますか?いつどこで見た、どんな景色ですか?
颯士郎「景色…は思い出の中に沢山あるなー。おれ自身の忘れられない景色は、なんだろうー。」
葉月「この思い出屋の扉を、初めて開けた時の景色です。混沌とした綺麗さというのは、ああいうのを言うんでしょうね。」
64. 自分はどちらかと言えば積極的だと思いますか?消極的だと思いますか?普段は積極的(消極的)だけれども、このことについては消極的(積極的)になる、という事はありますか?どんなことですか?
颯士郎「思い出に対して…だから人に対しては積極的なんだよ。あとは消極的だねー。」
葉月「私は消極的でしたが、今は積極的になりたいと思っています。」
65. 他人に指摘されて初めて気がついた自分の性格、または自分ではそう思わないのに他の人からよく指摘されるあなたの性格って何かありますか?
颯士郎「ぐうたら、って葉月ちゃんに言われたよ。仕事はしてるのに何でだろう。」
葉月「お母さん、と颯士郎さんにチャカされます。案外、世話焼きのようです。」
66. 他人に尊敬されたり、評価されたことで嬉しかったこと(うれしいこと)は何ですか?反対に、評価されても嬉しくないこと、ありますか?
颯士郎「思い出を眼に見える形にすること。嬉しくないことはー…うーん、思いつかないな。」
葉月「綺麗好きだね、お仕事がんばってるね、楽しそうだねと言われると誇らしくなりますね。他人の思い出を読むことは、評価されても複雑です。いいことばかりでは、ありませんから。」
67. 法律や規則は厳守していますか?こっそりやった(している)規則違反、やった(している)けど露呈していない違法行為、何かありますか?
颯士郎「違法行為じゃないけど、思い出を手に入れる為ならなんでもやっちゃうね。思い出を封印したり、抽出して煮詰めたり。店ではやらないこともする。」
葉月「時と場合ですが、他人に迷惑はかけたくありませんので、守ろうとは思っています。」
68. 法律や規則、あるいは風習として決まってしまっていることで、納得できないこと、変えて欲しいことはありますか?どんなことですか?
颯士郎「突然、死の手紙が届いて死ぬことも仕方ないと思ってるけど、死んだ他人の思い出が黒くなるのはどうにかならないかなー」
葉月「特に…無いですね。」
69. あなたは時間に几帳面ですか?待ち合わせをして、待たせる、待たされる、それぞれどれくらいなら自分の許容範囲ですか?
颯士郎「まったく几帳面とは反対だね。待たせることもあるし、待たされても気にしないことにしてる。三日くらいなら。」
葉月「几帳面な方だと思います、三日待たされそうになったときはいい加減にしろボケナスと思いました。」
颯士郎「ぼ、ボケナス…」
葉月「はい、ボケナスです。」
70. 話をするのは好きですか?大勢の前で演説する、親しい人と喋る、誰かを説得する、何かを説明するetc.どんな場面で話をするのが得意で、どんな場面で話をするのが苦手ですか?
颯士郎「知らない人と話をするのは好きだね、昔話なんかしてもらえると特に楽しくなって根掘り葉掘りと。」
葉月「説明ごとはまぁ得意な方だと思います。親しい人としゃべるとやすらぐし、知らない人と話すのはドキドキします。」
71. 共同作業をするのは得意ですか?不得意ですか?あなたは自分が中心になって動く方ですか?
颯士郎「葉月ちゃんと作業するのは得意だね。他の人とはあまりしたことはないけど、きっとおれは協調性無いと思うよ」
葉月「お仕事に関しては颯士郎はとても頼りになります。料理の準備とかお手伝いしてくれないので、颯士郎さんは協調性が無いと言われても仕方ないですね」
颯士郎「今度からお皿は並べるよ」
葉月「その前に机も布巾で拭いて下さいね」
72. 今一番の悩みは何ですか?その悩み、解決するあてはありますか?
颯士郎「寝不足。思い出覗くのやめて練ればいいんだけど思い出しちゃうのが思い出だからねー。」
葉月「他人に触れると記憶を読んでしまう能力が悩みの種です。できれば手袋に頼らないで、じぶんでコントロールしたいです。」
73. 今一番、欲しい物は何ですか?それが欲しいのは何故ですか?
颯士郎「絵屋の"外"に関する記憶。おれが見たいから。宵闇収取屋も覗きたそうだね。」
葉月「綺麗なもの屋さんでみつけた小さな可愛いくて綺麗なものです。部屋に飾れたら、いいなって。」
74. もらって嬉しかった贈り物は何ですか?反対に、もらって困った贈り物は何ですか?
颯士郎「この中羽織。困ったのは漕ぐ方向と逆に走る自転車だね。捨てるに捨てられず。」
葉月「颯士郎さんに貰った、この黒い手袋です。おかげでとても生きやすくなりました。」
75. あの時こうしておけば良かった、と思っていることがありますか?どんなことですか?
颯士郎「思い出を破格の条件を出したのに譲ってもらえなくって、何であの後闇討ちしなかったんだろうなーっていうのはあるね。」
葉月「あります。…あのとき、あの人に触らなければ、です。」
76. 今までした一番激しい大喧嘩は、誰と何が原因でしましたか?その相手とはどうなりましたか?
颯士郎「葉月ちゃんとかなー、原因はこの思い出買ってもらって、と。今も葉月ちゃんはここで働いてくれてるから、仲直りしたんだよ。」
葉月「私の激しい大喧嘩は、大切な人の最も大切な記憶を読んでしまったことが原因でした。大切な人は、喧嘩別れしてしまいました。悲しいです。」
77. 『その時、その瞬間』だからできた、今もう一度やれと言われてもできないこと(またはやりたくないこと)ってありますか?どんなことですか?
颯士郎「逆立ち。思い出のためとはいえ、あれはきつかった。」
葉月「歌ったことです。一人じゃ絶対にできません。」
78. 今まで受けた一番激しいカルチャーショックは何ですか?今では慣れましたか?
颯士郎「"外"の目まぐるしさ。もう出たいとは、あんまり思わないなー。」
葉月「颯士郎さんの二階のお部屋。…………。」
颯士郎「えっ」
葉月「その。価値観の違いって、本当に…不思議ですよね…。」
79. 墓の中まで持っていくつもりの嘘、秘密はありますか?それを共有している相手はいますか?
颯士郎「墓まで持っていく思い出はあるね。思い出は嘘や理想も含むから、それを数えるならある。」
葉月「他人から読んでしまった記憶は、絶対に人にお話しません。私の秘密の中の秘密です。…颯士郎さんはお仕事の都合上、その秘密を知ってしまいますけれど。」
颯士郎「おれも口が堅いから心配しなくていいよ。」
80. ちょっとした嘘、相手の勘違い等、で訂正しないまま今にいたっていること、何かありますか?
颯士郎「葉月ちゃんの手袋について少し嘘をついている。」
葉月「えっ、なんですか…と聞いて答えてくれる颯士郎さんじゃないですよね…。」
81. 自分と違う世代の相手と付き合うのは得意ですか、不得意ですか。苦手な世代はありますか?それは何故ですか?
颯士郎「得意だね、同年代の友だちって少ない、かもしれない。苦手な世代はまだ自我のない赤ちゃん。あれは怖い。思い出も生理的で根源的で、鮮烈すぎてちょっとね…。」
葉月「得意でも不得意でもありません。苦手な世代、というのはまだ意識してません。」
82. あなたにとって付き合い易い相手とは、どんなタイプですか?今あなたと仲が良い人は、そのタイプに当てはまりますか?
颯士郎「細かいことに気を配ってくれて、尚且つ、心の広い人。葉月ちゃんみたいな。」
葉月「深く事情を聞かないで、察してくれる大人な人が好きです。颯士郎さんみたいな。」
83. あなたにとって付き合い難い相手とは、どんなタイプですか?今身近にそのタイプの人はいますか?
颯士郎「今と未来に拘る人だね。身近には居ないけれど、"外"にはたくさん居たよ。」
葉月「細かなことや、聞いてほしくないことまで言葉にする人です。人には話したくないことも、あるんです…。」
84. 恋人(良人)はいますか?付き合うことになった(結婚した)きっかけは何ですか?
颯士郎「いないなぁ。葉月ちゃん、お嫁さんに来てよ」
葉月「嫌です。」
颯士郎「えーダメ?」
葉月「ダメです。ときめきがありません。」
颯士郎「あー袖にされた。切ない。」
葉月「そんな顔してもダメです。」
85. 尊敬している人はいますか?誰ですか?何故尊敬しているのですか?
颯士郎「両親は尊敬してるよ。俺をこんな感じにゆるく育ててくれたから。」
葉月「颯士郎さんです。好きなことに一生懸命だからです。」
86. 恩人、と呼べる相手はいますか?その人は、どんな場面であなたを助けてくれたのですか?
颯士郎「葉月ちゃん。思い出屋をやって行くのにどうしても必要なんだ。お仕事が効率化してないころはもうやりくりにヒィヒィいってたんだよ」
葉月「颯士郎さんです、雇ってくれて、この手袋をくれましたから。」
87. 今のあなたにとって最も大切な人、必要な人は誰ですか?
颯士郎「今、一番は葉月ちゃん。葉月ちゃんが居ないと、思い出屋にならないからね。」
葉月「……。ナイショです。」
88. 疎遠になってしまった人で、できればまた付き合いたい相手はいますか?それは誰ですか?
颯士郎「疎遠ねー。虹を配る男さんかな、虹無くなっちゃったから来て欲しいんだけど、何か捕まらなくてね。」
葉月「喧嘩別れした人が、今もこの町にいるなら……うーん、会ってもどうしようもないんですけどね。」
89. 苦手だけれど、一目置いている相手はいますか?それは誰ですか?どう苦手で、何に一目置いていますか?
颯士郎「特に居ないけど、過去の思い出をどんなに頼んでも語ってくれない人は、ちょっと苦手かなー。もっと知りたいだけなのに、悲しい。」
葉月「宵闇収集屋さんです。いつか、私も彼のように何もかもに飽きてしまうのかな、と思うと怖いです。けれど、あの人は飽きたと言いながら、このツバメ町にいるので、希望でもあります。」
90. 自分ではまねできない、うらやましい性格の知人、友人はいますか?それは誰ですか?うらやましいと思うのは、どんなところですか?
颯士郎「葉月ちゃんとか、何事も几帳面な性格。料理する手際のよさ。おれは思い出にしかこだわらないからなー、たまーに羨ましくなるよ。」
葉月「気持ちの切り替えが上手い人です。誰…でしょうね。」
91. ライバルはいますか?何に関してのライバルですか?今の時点でその相手よりあなたが勝っていること、反対に負けていることはそれぞれ何ですか?
颯士郎「ライバルねー、張り合うような人欲しいね。いい思い出になりそうだ。」
葉月「ライバル…うーん、強いていえば颯士郎さんでしょうか。片付けサバイバル。」
颯士郎「おれが汚すのと、葉月ちゃんが片付けるのと…結果夜の部屋はどうなってるか?」
葉月「やったら怒りますからね。」
92. あなたは誰かにとっての『一番』でいること、ありますか?誰にとって一番何ですか?
颯士郎「うーん、誰かの一番になりたいと思ったことは、ないね。」
葉月「私は先ほど、颯士郎さんに"葉月ちゃんが一番だ"と言われましたね。ここだけ聞くと愛の告白のようですが、お仕事するのに必要とされてること、嬉しいです。」
93. あなた自身のことで、誇っていること、自負していること、自慢に思うことを教えてください。
颯士郎「思い出を可視化させて他人の思い出を愛でることにかけて世界一。」
葉月「自慢に思えるような事はないですが、これから出来れば幸せです。」
94. 将来の夢は何ですか?その夢の実現のために、今していることが何かありますか?
颯士郎「このままのんびり葉月ちゃんと思い出屋を続けて、完成することのないコレクションを集め続けられたらいいね。」
葉月「自身の能力に悩まされずに、のびのびと生きたい。そのために、颯士郎さんの元で働いています。」
95. 今の自分とは違う生き物になるなら、何になりたいですか?何故ですか?
颯士郎「ツバメは憧れだねー。」
葉月「そうですね。でも、私は猫にもなってみたいです。気ままーに、ね。」
96. 今いる世界から抜け出して、別の物語の登場人物になるならば、どんなジャンルの物語のどんな役が自分にはぴったりだと思いますか?
颯士郎「妖怪とか神様とかいる和風な世界で他人の思い出を集めて記録にして保存してる怪しい店の店主をしているね」
葉月「私は今よりもっと開き直っていますね。」
97. 次の文の○○に言葉を入れてください。『世界は○○に満ちている。』それは実感ですか?他のものですか?
颯士郎「世界は思い出に満ちている!実感だね。思い出に彩られた世界はなにより美しいよ。」
葉月「世界は不思議に満ちている、です。まだまだ知らないこと、ワクワクすること、びっくりすること、たくさんあります。」
98. 今一番の願い(望み、希望していること)は何ですか?
颯士郎「思い出コレクションがもっと集まることとー、葉月ちゃんがお嫁さん?」
葉月「颯士郎さんが生活的に自立することですね。」
99. 座右の銘、モットーを教えてください。
颯士郎「過去をより遠くまで振り返ることが出来れば、未来をより遠くまで見渡せるだろう。過去も未来も現在も、いつか全てが懐かしい。」
葉月「昨日から学び、今日を生き、明日へ期待しよう。明日はあなたのみかた。」
100. これが100問目になりますが、以上99問に答えながら、初めて知った自分自身の設定はありますか?
颯士郎「あ、こんな所に仕舞い忘れた思い出のカケラが再び。」
葉月「見せてください、えーと…(息を切らしながら殆ど即興で作った。)…何のつもりでしょうね、この思い出。」
颯士郎「彼女も思い出すのに苦労してるんだよ」
葉月「そんな感じですけれど、ここまで読んでくださってありがとうございます。これからも思い出屋をよろしくお願いします。」
お借りしました!
創作小説キャラクターに100の質問
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