あとがき


まずは、なかなおりメソッドを最後までお読みいただきありがとうございました。

「いきなり破局してスタートしたら面白いな」というのと、「白布って彼女を蔑ろにしそうだよね」「そんで、別れてから大切さに気づくクズ!」という妄想から始まったこの作品。

あ〜辛いなあ、賢二郎なんでこんな酷いこと言うんだろう、とか思いながら書いてた序盤。夢主は太一と付き合ってしまえば幸せなのに、とか笑いながら書いてた中盤。男を見せろ白布賢二郎!と殴り書きした終盤。
で、最終話だけは全てを書き終えてから二か月経ったころに書きました。二か月前には19話まで書き終えてたのかよ、というツッコミはさておきです。

とにかく白布と川西の心情を書くのが楽しくて仕方なかったんですが
気になるのは川西が、白布のことをどう思っていたのか?夢主のことを恋愛対象として見ていたのか?というところ。。。

そこは私もぼやかしておこうかなと言うのが正直な気持ちでして 例えばこの話なら、川西は白布に友達以上の気持ちを持っててもそれはそれで良いんじゃないかなって思ったりしました。ボーイズラブは普段書かないんですけどね。
で、川西が夢主のことを友達以上として見てても良いよなーって思います。けど二人は付き合ってて好き合ってるから、俺は一歩外側でこの気持ちを温めておくよ、みたいな事ができるのが川西太一です。
でも、もしかしたら全く別に好きな子が居たかもしれないし。謎に満ちた男です。

結果的に20話通して感じたことは、川西太一めちゃくちゃ良い奴ってことです!(笑)最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。