【壊れかけた時計を右手に】


この音が刻むのを止めない限り。
ただ前を向いて走るだけ。

死に急ぐだけだと嗤われても。
これがオレの戦い方だから。

走って。
手を伸ばして。

向かう先は定まらず。
待つのはただ深い闇。

規則的に刻まれる音だけが。
君の真実を告げてくれる。


さぁ、壊れかけた時計と共に。
限られたゲームを楽しもうか。