徒然に増える言葉



・361-390

雨と猫と私の憂鬱
逢いたいのに遇うのを待つだけ
君と出会った季節に君を見送る
重ならない鼓動が愛しくて
馬鹿じゃなくて阿呆だってば
白い鳥を捕まえた夜に
至高の色を持つ君に捧ぐ
優しさが凶器
幸せを感じる余裕がない
曖昧な言葉で傷つくのは君
君と歩く道が見えない
笑わない少女と嗤う少年
直球勝負が得意だったね
恋する少女は策士かも
太陽に見つめられて
行きたくない、生きたくない
砂時計の砂になりたかった
可憐に微笑む君は悪魔
食卓を彩るのは最愛の笑顔
遺していく想いの欠片
幼い日の甘い約束
折り鶴に秘めた君の願い事
逃げ道は作るもの
愛する人の愛した人
黙って愛されればいいのに
恋に縋り、愛に怯えてる
君と対峙する高揚感に酔う
勇者なんて居なかった
お好きな世界へご案内
僕らは同じ灯火を抱いて生まれた











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