徒然に増える言葉



・331-360

風邪気味微熱な恋模様
二人から家族を始めよう
詩的に口説いてみせてよ
1日じゃ足りないくらい君を独占したい
二人ならいつでもどこでも笑顔になれるね
照れくさそうに微笑む君が好き
平行線な関係も悪くはないね
痛みも苦しみも越えて、君が好きだと思う
境界線を知らない子どもたち
君がいくら待っても僕は君に帰らない
優しさなんていらないから
恋しいと叫ぶ夜に君を選んだのは
誰も居ない世界の片隅で目覚める
孤独を感じて愛を知る
泣いた夜の数だけ抱きしめてあげるよ
嘘も真実も信じなければ同じ事
1番側に居て、2番目に好きな人
初夏の薫りに誘われて
空と海と君の指に光る指輪
平坦な道も君と一緒なら魔法みたいに変化する
帰らなかった異邦人に捧げる歌
躓いて引き返して、それもまた一つの進路
君の白さに色をつけるとしたら
ある少女と剣の物語
白い羽根が舞う朝に
君は強くもないし、弱くもない
忘れられた旅人の伝承詩
夕焼け色した君の頬に口付け
哀れな僕に盛大な拍手喝采を
巨大迷路で逃走劇









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