暗い

諦め/冷えた
暗闇で姿を持たない君を探してた
誰が望む終わり
何度叫んだって視線すら寄越さなかった
君は新しい私を抱いて古い私にさよならを言ったね
枯れ花束を抱え微笑

いやだいやだと手を伸ばす
世界の終わりを確信した君の命日
千切られて三つ葉
命のない信号機
朝を見れなかった太陽

哀を凝縮して砂糖を混ぜて固めた(飴玉)
どうかこの身が腐り落ちるまで
血塗れウエディング
誕生日が命日なんてと笑ってそのまま
僕のためだけに歌って

溺れた深海で見つけたモノ
窓ガラスが八方を塞いでる
君の埋め込まれた床
気取った音を折れ
今更二人組が三人組になれないなんて知ってる

触れる指先の温度が違う(あの子と私)
叶うはずがないと知って手を伸ばす
ずっと永遠に一緒(今永遠は終わった)
刺さった天使の矢は折れてた
君の吐く言葉の重さ1g

意図的な距離感
静寂が君を隠す
一日三度の流れ作業
ないものはない
穢れのない少女を返して

欲しがりの代償
笑顔と感情の裏側
冷えきった心臓を握り潰した
はいおしまい。
奪われたぬくもりに贈るさよなら

マイナスを叩き出す体温計
刃のないカッター
僕をやめた日
きっと見ない、見ないでおくれ
君のぬくもりさながら秋桜

上書きで誤魔化せる限界
僕を決める首輪
冷たい朝を迎える日々
後悔を垂れ流す両眼
錆びた指輪

音の代わりに頬を伝う
羽ばたきは遠ざかる
さよならオンリーワン
ガラス瓶の中の愛
笑って見せる涙



[*前]  戻る  [次#]

タップで読むBLノベル
- ナノ -