あいうえお

01 / 02 / 03 / 04
簡易あいうえお(お題というより単語)

01 
脚を落とした人魚姫
色と数字のワンダーランド
腕を高く落ちるジェットコースター
抉れた心臓知らんぷり
落としてクレーンゲーム

傘とふわり飛び立つ
君が好きだった
暗い暗い、いないいない
消しゴムで消えない痕
壊し壊され

ささやかな終焉
幸せに仕上げたてた話
少しの純情と
狭くなってやがて詰まる
そんなことも分からないよ

棚に上げられた不埒
地球が実る木
啄ばむ星屑
天女は堕ちた
隣に棺桶

何でもないなんて言って
人間になりたかったよ
ぬかす愛の言葉
ねんねんころり、
残るは虚空

貼って剥がして何度も何度も
光る一等星
深い森の奥に眠る鼓動
隔てているのは何
本当の意味さえ知らず分からず

混ぜても分離してしまう
月と太陽が見限った惑星
迎えにいくよ天の国へ
メシアは来ず
もうやめにしよう

闇雲に集めて重量オーバー
結わえて解いて
汚れた純情をいつまでも抱えてる

らららと歌う頭蓋骨
りんごひとつ心臓に代わって
ルナが陰る日
例を上げるならずぶ濡れの猫のような
ロボットがみせた泣き顔

分からずやはさよなら

◆ ◆ ◆
02 
愛が溢れ出るゴミ箱
胃に流し込む有毒
嘘だと言って(あなたの声でしらしめて)
抉った心臓を飲み込む
お願いダーリン

かわりになあれ
消えかかった砂の文字
空気を下さい(あなたの)
ケラケラケラと嗤う雑草踏み付けて
こうしてこうやって、こう

三時のおやつ、からの皿
支配された僕らのセカイ
スタートラインすら見つからない
蝉が落ちてる(夏はどこへ?)
走馬灯を一時停止

タンポポが根を下ろした頭蓋骨
小さすぎて君は見つけられないだろつ
伝わったよ、確かに(しかし原形はなく)
天女も見放す
問いに答えなどない

なくこはだあれ
偽物だと知っていて
濡れカラスの羽根を一枚
飲まず食わず

吐き捨てられた音が泣いてた
光を求めた真っ黒
ぶん回してもしがみつく
平気じゃないだろどう見ても
本当は、なんて嘘ついて

マリンブルーの街(泡となって消えた)
見つからないのは隠したから
無菌室に閉じ込めたのに(あまりに汚れてた)
目玉を押し込む(どうかまたもう一度私をみて)
モアレのなかに隠した

安い言葉の売り買い
唯一無二の毒
呼ばれた気がした(これは夢だと)

罠にかかってやったんだよ

◆ ◆ ◆
03 
飽きもせずに僕ら首を絞めあう
生きてるように見せかけてるゾンビ
海で失われた
演じる永遠を嘲嗤う
おかしいな、なんだっけ、ね

掻き乱されたいつかの地図
今日に拒絶されてる
暗闇でひとり、本当にひとり?
圏外だから手は伸ばせないの
壊すことを知らない子供は全てを背負う

刺された傷の痛みを僕は知れない
信じ合う、裏切る機会を狙って
砂を飲み込む
洗濯機に放り投げる昨日
そうしよう、こうしよう、ああしよう

ただ同じ酸素を吸い込でいたかっただけなのに
近付いても離れても分からないんだ
都合のいいお人形になってあげるよ
手づかみ一回100円で掴んだ未来
塔に眠る朝日

何もないなんてウソ
逃げた先に針山
縫い合わせた手と手の間の空気にさえ嫉妬
猫なで声でおねだり
ノーと言えないかわりにキスを

浜辺に打ち上げられ日乾びるのを待つだけのいつかの夢
ビー玉はダイヤになれない
深すぎる海に君を沈めた
下手に笑う
星々の願いを叶えるのは誰か

間抜け面で君を騙したのさ
見たくもなかったのに
向こうを向いててよ、永遠に
めだちたがりや
もう怒った

夜行バスに月と揺られて
湯けむりにくらます行く末
宵闇を吸い込んだ太陽

輪の中にスペースはなくて

◆ ◆ ◆
04 
頭を抱えてうずくまるような結末
インチキすら愛する
嘘を嘘で打ち消す
エゴをよく噛んで咀嚼した
お互いに沈む

傘をもつ右手と左手
聞こえる前に掻き消して
雲の隙間を見つけたなら
下駄を鳴らして三千里
小雨が連れてくる

坂の上の夕日の帰り道
沈む太陽の音
澄んだ青空の下の影
蝉の声を聞きたくなくて
染まる染まる

高い塔の地下5階にて
ちょっとやそっと
続きを連れてくる
手紙を書いてね
とどめのさん、にい、いち

納得できないね!
逃げて笑う
沼の底の巨大帝国
ねんねころりよ
望むことすら諦めた小鳥

ハーモニカを鳴らして
ひまわりの花びらが萎れる頃に、また
不幸の砂糖漬けには蜂蜜をかけて召し上がれ
平均より劣った能力をもつただの神様
忘却を赦されない魔物

紛い物としてのエンディング
貢ぎ物の行方知らず
向こう見ずなライオンの王様
芽が次々殺されたら
もふもふに埋もれる午後五時

やわいミサンガの結び目
雪の王国と南国育ちの村人
与迷いごとと戯れる

雷鳴とどろくワンダーランド
リスとカブトムシの家
留守番電話に犬の吠え声
レモンジュースに船を浮かべる
六時の鈴の音と鳥の声

訳あり道化師の言い訳



[*前]  戻る  [次#]

アクセス制限機能充実
夢小説のDLove
- ナノ -