悪魔の辞典

アスタロト:
地獄に権勢を誇る大公爵様。極めて醜い天使の姿で地獄の竜にまたがり、左手にマムシを持つ。耐え難い悪臭があり、悪魔の悪臭を防ぐ魔法の銀の指輪を、鼻孔の下につけておくのは賢明な策である。地獄の最高実力者の一人。青エク界では、八候王の一人。「腐の王」。アニメ第一話に出てきたけど、あれ、アスタロトと違う。いくら神父(ジジィ)が聖騎士でも、あんなに簡単に倒されるなら、魔神だって恐れるに足らずだよ。

ウコバク:
ユコバックとも言う。下級の悪魔で、常に灼熱した身体で現れる。揚げ物と花火の発明者とされ、ベルゼビュート(ベルゼブブ)から地獄の釜に油を注ぐ役を任されている。第六話登場の悪魔。動くの見たら超可愛いっす。悪魔同士のテレパシーで燐と会話しているのも、分かり合ってるのも。ちょっとファンになりました。青エク界ではメフィスト・フェレス卿の使い魔で妖精さんだそうです。・・・ということはメー様はベルゼブブ?!「蠅の王」だったのか・・・。

アマイモン:
アモイモンまたはアメモンとも言う。地獄の四王の一人。東方地域を統治する。
八人の下位王子と称される有力な悪魔の一人である。オリエンス、パイモン、アリトンと共に四方を司る四大悪魔の一人とされているが、北方であるという説もある。
青エク界では「地の王」とも称される。今、管理人が一番気に入っているかもしれない悪魔。メッフィーランドで燐とじゃれますたぁ〜、可愛かったww。

魍魎(コールタール):
そもそもコールタールって油状液体で木材の防腐塗料のことっす。『腐の王』の眷族が防腐剤って・・(笑)原作第一巻の悪魔図鑑から抜粋すると菌類に憑依する悪魔で暗く陰気で不衛生な場所・人・物に群がる。悪魔全体の中でも最下級の悪魔らしいが、数が多いので相当数集れば厄介な悪魔とのこと。でもふよふよして可愛いw

山魅(デックアルプ):
『地の王』の眷族。草木に憑依する悪魔。本来はさほど邪悪ではなく、おしゃべりといたずらが好きな悪魔らしいです。・・アニメ四話に登場したパンジーのデックアルプももしかすると、しえみの祖母に対する罪悪感が本来の姿を歪めてしまったのかもしれませんね。元々が悪魔だから、そういった心の闇の部分に影響されやすかったり。どうしても、アレを見ているとダンシングフラワーを思い出す・・・。

鬼(ゴブリン族):
これは幻想小説読んでると良く出てきますね。RPGとかでも。基本闇の力の配下として登場します。青エク界のゴブリンはコロコロしていて可愛いですね。ベヒモスもゴブリン族なのだろうか・・・。ちなみにベヒモスは旧約聖書『ヨブ記』に登場する怪物でその大食漢な様子から悪魔としては貪欲の象徴とされている。一説にはバハムートと同一であるらしい。あ、ゴブリンの説明がどっかいっちゃったw

モールキン:
南正十字男子修道院の修道士、長友の使い魔。出自を調べてみたけど、この悪魔については確認が取れませんでした。アニメオリジナルかな・・・と。豊穣の女神様らしいですよ。案山子の風体を見ていると海外ドラマのスーパーナチュラルに出てきた悪魔を思い出します。確か、過疎の農村が毎年の豊穣を願い、ハイカーのカップルを生贄に捧げる話。名前忘れたけど、モールキンではなかったと思います。もしかして、長友がつけた愛称とか・・(笑)

屍番犬(ナベリウス):
ネイガウス先生の使い魔ですね。日記にも書きましたが、アニメでは正しく番犬といった感じに描かれてますが、管理人は原作版の人顔のほうがそれっぽい気がする。・・前から思っていたのですが、目らしき物がないのですが、やはり臭いで相手を確認するのかな?顔の辺りが弾けると目が出るから、あれって視界をクリアにするための演出?実はバビロニア神話に出てくるケルベロスと同一の悪魔だそうですよ。

蝦蟇(リーパー) :
『水の王』エギュンの眷族。見たまま蛙に憑依する悪魔だそうです。何故、わざわざ蛙なんでしょう?それにしてもこれも可愛い。尻尾あるし。悪魔は全て尻尾つきなんでしょうかね。あの尻尾を見たとき、まだ成熟していない蛙なのかな?とか思った管理人です。ほらおたまじゃくしの尻尾がまだある的な感じ?にしても放映時、燐に睨まれて冷や汗掻いてるのが微笑ましいですよね。

囀石(バリヨン) :
『地の王』アマイモンの眷族。石や岩に憑依する悪魔。何故、無機物に・・・?自力で動けない物に憑依して、この悪魔は何がしたいのでしょうか?ただ、間違って憑依したのか、憑依すると有機物のように転がりながら移動したりするのでしょうか。とりあえず、拷問道具にはなるようです。人が持つとどんどん重くなっているらしい。妖怪子泣き爺の悪魔版?

猫又(ケットシー) :
世界中に存在する猫に憑依する悪魔で、日本のものは特に長じて尾が二股になるのが特徴。『クロ』はかわいい。この一言に尽きるが、クロにも言える事だけど、一度神格化すらされた猫又を悪魔として祓うってのは、やはり人間の主観でしか物が見れないからだよね。ちなみに、悪魔だと分類して、何の眷族になるの?あとお狐様とか。

白狐(びゃっこ) :
獣に憑依し『神』の使いとして人と共存する悪魔。・・・と公式に書いてありましたが、白狐は狐であって獣とひと括りするのはどうかと思う。確か単行本では神の使いとしての獣は他に大鹿とか白蛇とか亀とか申とかある模様。つまりは『杜の主』とか医って人間が拝む対象の総括としての悪魔ですね。っていうか、悪魔拝んでんのかよ。土地神・・・。出雲ちゃんの使い魔は目の開いてる方が『ミケ』で、細い方が『ウケ』です。

緑男(グリーンマン) :
『地の王』アマイモンの眷族。幼生はしえみちゃんの使い魔として大活躍中ですが、これって育ってくると見上げるような大男になるのでは。想像は毛足の長い茎と苔に覆われた人型の悪魔かな?まぁ、植物なので百年二百年単位でないと、そこまで育たないと思いますが。だから、ニーちゃんは可愛いままww

クラーケン :
公式にも説明がないのですが、水棲悪魔なので『水の王』エギュンの眷族ではないかと予測しています。そもそも、アニメでは大王烏賊のような悪魔として登場しましたが、伝承としては北欧神話から来ているもののようです。・・・管理人はギリシア神話と思ってました(笑)だってタイタンの戦いとかに出てくんじゃん、クラーケン。ま、実際大王烏賊は大味で食べられた物ではないといいますから、こいつも美味しくはないでしょう。・・・でも、燐が美味しくしちゃうんだろうな・・・(笑)

霊(ゴースト) :
『氣の王』アザゼルの眷族。死体から揮発した物質に憑依する悪魔。死体の生前の感情に引きずられる悪魔らしい。つまり、人間の魂に取り憑く悪魔な訳です。それにしても、魂のなくなった身体は屍(グール)になり、魂は霊(ゴースト)になる。それぞれ従う王が違うのが面白い。きちんと管轄分けされてるんだね。人間の魂の重さは21グラムというからあの少年のゴーストの重さも21グラムだったのかな?・・・満足すると昇華してしまうなら、『氣の王』アザゼルの眷族はいつも人手不足?

虫豸(チューチ) :
『蟲の王』ベルゼブブの眷族。ま、蛾がでっかくなった奴ですね。正十字学園町の森に生息、祓魔塾の手騎士(テイマー)に飼いならされているはずだったようです。たぶん、森の主は雪男に祓われたものと思われます。そして、虫沼・・・、管理人が壊れた元です。うにょうにょしてて、可愛い。志摩はダメらしいです。実際リアルにそんな沼があったら管理人も諸手を挙げて逃げる気満々ですが(笑)もう、アニメのうっかり設定にあれほど躍らせられるとは・・。萌死ぬかと思いましたよ。

化燈籠(ペグランタン) :
『火の王』イブリースの眷族。焔系の悪魔が『火の王』の眷族に分類されるとなると、なかなか難しいよね。水棲悪魔が『水の王』の眷族だけど、火の中に棲む悪魔って幻獣系しか思いつかない(笑)

マーラ :
アニメオリジナルな悪魔ですね。姿がないので霊系と考えると『氣の王』アザゼルの眷族でしょうかね。仏像や観音像に憑依する悪魔。心の弱みや迷いに付け込んでくるのだそうです。どうせなら動く石像のごとくどったんばったんして欲しかったです。浮くだけって、能がないよ。残念。

颶風(グフウ) :
鳥の形をした上級の悪魔。人の心の闇を好む。
被りもの的な風体が可愛い。アレで上級悪魔とは・・・へぇ、そうなんだ。ふぅん。・・・って感じだよね。それにしても八候王のうちのどの眷族になるのでしょうか。それとも王を持たないはぐれ物なのだろうか・・・。もっとばっさばっさして欲しかったな。って言うか、子猫丸じゃなくて燐の背中についてて欲しいな。そしたら羽ばたきながら空の散歩が出来る・・・。羨ましい・・・。さて薀蓄ですが、中国の言葉で四方から吹く強い風のことです。日本では台風のことを挿すこともあります。つまり、あらぶる風の精霊(神)とされた物です。もうちょっと威厳があっても良かったかもねぇ・・・(笑)

山鯨(やまくじら) :
巨大な猪の姿をした悪魔。森の主でもあったが、雪男に倒された。
森の主ということから、地の王アマイモンの眷族でしょうか。森や山の中で自分の眷族が倒されていく、それを知ったら、『地の王』の怒りはいかほどのものか・・・。一瞬、おっこと主様かと思いましたわい。

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