宿と言うかホテルでチェックインしたら部屋で荷物をまとめて、今日は河原でバーベキューらしい。


そして部屋はもちろんあたしは1人部屋。
青学は3人ずつに分かれるみたいだけど、その組み合わせにもめている。



桃城「俺はマムシと一緒なんて絶対嫌ッス!!」


海堂「それはこっちのセリフだ」


越前「うるさ……」



どうやら、
手塚先輩,不二先輩,乾先輩
大石先輩,英二先輩,タカさん
武くん,薫ちゃん,リョーマくん
らしい。



幸村「春花、1人部屋で寂しくないかい??寂しかったらいつでも俺の所に…『お断りさせていただきます』



誰がいくか!!
第一寂しくなんかないし、夜とか怖くないし!!
あたしはそこらの女とは違うんだよ←



白石「そう言えば、春花ちゃんの部屋ってドコになるん??」


あ、そうだ!!
竜崎先生に言われてたんだった。



『比嘉中の隣にするば色んな意味で安心だって竜崎先生に言われたので…』


一同「!?」


木手「そうですか、分かりました。桜川さんは我々比嘉中が責任を持ってお守りしますよ。ねぇ、甲斐クン、平古場クン」


甲斐・平古場「おっ、おう…………」


これで安心だ。
俺様とか←
魔王とか←
包帯さんとか←
その他諸々からは逃げられる。



跡部「チェックインが済んだ。とっとと自分達の部屋に行きやがれ」


芥川「跡部にしては、気が効くC!!」


跡部「アーン??お前は俺をどんな風に見てたんだ」



みんな荷物を持って自室へと向かった。
青学なのに青学と離れると言う……。
武くんと薫ちゃんと離れちゃうのは、ちょっと寂しいかも。



木手「俺達の部屋がここなので、アナタの部屋はここですね。準備が終わったら迎えに行きますので待ってて下さいね」


『大丈夫です……』


甲斐「ないちゃー(他県民)は危険な奴ばっかりさー。あったー(あいつら)もそうに違いねーらんどー」



??
何を言ってるのか分からない。



木手「甲斐クン。そう言う事は控えなさい。と言っても彼女は理解してないようですがね」



うん。
全然分からなかった…。
ところどころしか分からなかった。
ってかなぜ木手さんだけ標準語??
ある意味助かるけど。



木手「あの方々も危険に違いないって事ですよ。それでは準備しますよ」



比嘉中の方々は、部屋に入って行った。




そしてこの時、みんなの矛先は比嘉中に向けられたらのだった。





33.救われたヒロイン

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