青学テニス部のマネージャーをやってても良いことばかりではありません。



そりゃあ嫌な事だってあるのです。




13.girls' passion




マネージャーを始めてから早一週間が過ぎた。


美術部とも生徒会ともなんとか両立できて、前より充実した日々が続いてる。



海堂「おい、春花。今日も部活来るんだろ??」


『薫だ。うん、当たり前じゃん!!』


海堂「分かった。じゃあな」


『うん、バイバイ!!』



女1「テニス部のマネージャーだからって調子に乗ってるし」

女2「ホントむかつく!!」



……。


あーいうのは無視だよね。
気にすることないよね。


だってテニス部からの指名だし、そう言うの目的で入ったワケじゃないし。


だいたいが、
「好き」が分からないし……。



女1「何見てんの??」

女2「ちょっと来なさいよ」



ここで逃げるのは……



あたしの性に合わないのよね。
(見た目によらずとよく言われる)




彼女たちに付いて行けば、たどり着いたのは体育倉庫。



ちょっ!?
ってかリアルじゃないスか??


よくドラマでこういったシーンありますよねっ??



女1「手塚先輩に生徒会誘われて、生徒会でもあるんだって??」

女2「アンタ媚び売ってんじゃないの??」


『それは違う!!そんな事してないし……媚びって何??』



日本語不足ですいまそん…汗



女1「ふざけんじゃねーよ!!何も可愛くないから!!」

女2「ずっとそこにいろ!!」



強く押されて、あたしはマットの上に倒れた。


その隙に、扉は徐々に閉められていき………



カチャン



と音がした。


まさかっ……!?
閉じ込められたっ!!



!!

開かない!!!



女1「あ、今日はテニス部のマネージャーやるんだってね」

女2「ウチらが変わりになってあげるよ。桜川さんは辞めますってね…」



そんな事……
絶対にさせない!!



さぁ、どうやって出よう…。

×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -