もいよ

レンくん。


これは!
愛故の扱いなんだ!!
そして本当にバナナ味のグミがまずいかは存じ上げません。

ちなみに無駄に続きます。
しかしSAMさん宅のGUMIちゃんと光流宅のGUMIが、
遠いとはいえ親戚だなんておこがましいような気がします。

脚本 光流 / MC GUMI 鏡音レン


「こんにちは」
「こんにちはー」
「レンと」
「GUMIことめぐっぽいどの」
「バナナ味の」
「グミって」
「まーずーいー!」
「ラジオ」
「でーす」
「よろしくー」
「はーい、よろしくー」


「それでは、最初の議題」
「議題って……会議じゃあるまいし」
「まーまー、いいからオレの悩み、聞いてよー」
「悩み? うん、いいけど……」
「実はさー、オレ、マスターにまともに歌わせてもらえなさそう」
「え? 待望(?)の二曲目はレンくんじゃなかったの?」
「それがさー、最近megpoidのNative来たじゃん?」
「あー、来たねえ」
「その二曲目、コラボした作品らしいよね」
「そうだっけ?」
「うん、それでコラボしてる人が『描くなら女の子がいい』って……」
「レンくん、ドンマイ」
「いつになるのかなー……オレのオリジナル・デビュー……」
「でも調教練習でカバーしてるじゃん」
「あくまでもそれ、カバーだし。あーあ、もっとカッコいいの歌いたい〜」
「わがままだぞレンくん。私なんてデビューはア・カペラだったし!」
「もうすぐでリンもデビューだしなあ……折角オレだけのリンだったのに……」
「きもいよレンくん」

♪ レン、メールだよ〜

「ん? 何々……」
「着メロ……」
「これ? リンが言ってくれた。寝言で」
「あれえ? 犯罪のニオイ」
「Oh , my Rin!!」
「きもいよレンくん」
「いやいや、マスターも言ってたよ」

「Oh , my Lily!!」

「って。ほら、今度Lilyもレベルうpして戻ってくるじゃん」
「あんなのの真似したらダメっ!! です!」
「いいのー。 Oh , my Rin!!」

「Oh , my Lily!!」

「あんたはまだLily迎えてないくせにLilyLily言うなっ!」

♪ メグメグ☆ファイヤーエンドレスナイト

「あ、メール」
「えっまさかの着メロが自分の声……」
「ううん、これはSAMさん宅のGUMIちゃん。私のとおーい親戚」
「どっちにしろ身内」
「レンくんには言われたくない」
「いいんだ! Oh , my Rin!!」
「もう手に負えない……」

2012.03.29 公開
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