幸せを探したら

そう、例えば名前を呼んだ
すれば、となりで答えてくれる


「なんだ?」
「…いえ、なんでも」


僕の言葉に怒ったのか、なんなのか
なんだよもー、とか、あなたは呟く
呟きながら、幸せを探し続ける


そんな姿をみていたら、あなたが愛おしくなって


そうだな、きっと、怒ってはいない
僕はいつも そんな確信を得るんだ



「…あ、」


ふいにとなりから声が聞こえた


「ほら!見てみろコレ!」
「…よく見つけましたね」
「当たり前だろ!私は摂政…」
「それを見つけるためだけに何時間もかかりましたけどね」
「うぐ…っ!で…でもな…」
「まぁ…こないだにしては がんばりましたよね」


ほめると、顔をキラキラさせながら
だろ!?なんて言ってるおっさん
いい年して この人は…


「でも、な」
「はい?」
「妹子のために見つけたんだからな、ほれ」
「…」


だけど、そんな事をさらっと言わないでください


「妹子?」
「…ありがとうございます、太子」




せをさがしたら



隣にあなたがいました。





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初太妹!

やっぱり妹子は受けですよね!←
妹子が好き過ぎて辛いです…!
日和の本命は太妹(^ω^)


「十七条の憲法」のその後的な話
…のつもり
太子が気長だったらこうなったよね
だって、基本 妹子のことしか考えてないから
四つ葉なんて見つけたら、一番最初に妹子に見せたと思う!

まじ可愛いな太子…(^ω^)




2012/06/06





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