「やってきました第三回!虹ラジ〜〜!!
このラジオは滅多に絡まなさそうな人間を集めて雑談形式で話す拍手ラジオとなっています。
今回の司会は俺!音羽琉輝。ゲストは獄寺、山本、笹川の並盛メンツでお送りしていきま〜す。
ってなわけで虹ラジ始まったわけですが、皆さんの意気込みをどうぞ……!」
「………何張り切ってんだよ、てめぇ」
「カンペに書いてあんだよ」
「はっ…そんなカンペどこに……、って十代目ぇ!?」
「本日の裏方はボンゴレ十代目こと沢田綱吉でお送りしています」
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「まぁそんなわけで虹ラジ始まったわけだけども。まぁ正直言って、このメンバー俺とほとんど関わりないわけですよ」
「まぁ言ってしまえば極限に話していないからな」
「ケッ。てめぇは骸の一味だからな。正直油断なんねー」
「あ〜やっぱお前からしたらそういう見方なわけか。まぁ薄々感づいてはいたけど」
「でも獄寺は先輩の事認めてるだろ?ツナの彼女なわけだしなー」
「なっ!だ、黙りやがれ野球バカっ!」
「………へー?ほー?ふう〜ん?」
「ぐっ……な、なんだっつーんだ!そのムカつく顔はよ!」
「……ツンデレなのか?(いや、なんにも)」
「ハハッ!先輩、本音と建前逆なのな♪」
「つんでれとはなんだ?」
「ツンデレってのはだなー 「いいから進めろっ!!」 へーへー。
おっ。そうこうしている内にお便りが……。ペンネーム:ブッロッサムさんから…あー、これは獄寺宛だな」
「(ブロッサム…?)」
「〈みなさんこんにちは〉。はい、こんにちは、っと。
〈私は彼氏を持つどこにでもいるような中学生です。その彼氏についてなのですがどうにも皆と仲良くする気がないようで困っています。どのようにすれば仲良くしてもらえると思いますか?〉
だってさ。はい、じゃあ張本人の獄寺。どうすればみんなと仲良くしてくれますか?」
「 ピ―――ッ のやつ!!……あ?今なんか変な音はいんなかったか?!」
「極限個人情報なのでな!今回から入るようになったらしい」
「あぁ?!おいっこの葉書 ピ――ッ が送ってきたやつじゃねえのか!見せろっ」
「個人情報だからダメだって。落ち着けよ獄寺」
「つーか本当にそんなこと書いてあんのかよ!?」
「いや、実を言うと〈みんなといい加減仲良くしてください〉の一文だけだ。可哀想だったのかカンペ係の字で捕捉されてる」
「十代目まで……!?」
「……カンペが出たぞ。〈もう少し周囲への対応を柔軟にしてくれるとありがたい〉と言われているぞ、タコヘッド」
バンッ!!
「……獄寺の奴行っちまいやがった」
「ま、いいんじゃねーの?さっさと進めるかー」
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「まぁこの虹ラジの趣旨としては、あたしへの思いを聞く事が第一なわけだけどさ。本人目の前にしてってのもなんか嫌だろうし、あたしヘッドホンしてるから好きに言い合っちゃってくれよ」
「む?だが本人の聞かぬところであれこれいうのは気が引けるぞ」
「本人了承済みだからいーんだって。はい、じゃあ今から3分なー。1、2、3…はい!」
「……、先輩本気みたいスね」
「むう。仕方あるまい。ならば俺から言おう。
音羽の事だが初めは素知らぬ奴だったのでな、よくわかっていなかった。しかし共にいる内に同級生としての友情のようなものは感じているな。あとは時折無茶をし過ぎるところがあって心配になる。ヴァリアーとの戦いの時も無茶をしていたしな」
「あ〜確かに。ヴァリアーん時の先輩、瀕死に近かったっスもんね。シモンとの戦いでも結構無茶やってたんで、それも原因の1つになってますけど。
先輩について俺は〈年上〉で〈ツナの彼女〉くらいの認識っス。黒曜ん時襲われはしたけど一緒に過ごす内に『あ〜あれ本気じゃなかったなー』とか思って優しい人なのかなーとか思ったり。
獄寺は何だかんだ喧嘩口調だけど、先輩の事認めてっし嫌いじゃないと…」
「……はいっ、3分!」
「…もう3分たったんスか?はえー!」
「え…お前ら何をそんなに話してたの?ちょっと俺恥ずかしいよ?赤裸々なトークとかしてない?
ねーカンペ!恥ずかしいこと話してなかった!?………あ、そう。大丈夫?ならいいけど」
―――ファミリア 限りある出会いの中で人生の一部の人 〜♪
「あ。もうエンディングメロディかー。なんか、まともに話したよーな気しねーけどこんなんでいいのか?」
「よいのではないか?しかし俺は分からんことがある」
「「?」」
「極限に最後まで趣旨がよくわからなかったぞ!!」
「そんなんでよく参加してたな!!?」
「ハハハッ!先輩らしーぜっ」
「はぁ……ったく。
あ。そういえば毎回毎回プレゼントという趣旨で写真を挙げていたわけですが、今回はプレゼントの用意がないので見送りでーす。
その代わりになるかはわかんねーけど次回の司会とゲストだけは残しておくんで!」
〜 この番組は虹カタスタッフの惜しみない協力で放送しています。 〜
「次回の司会は音葉鈴音。ゲストは絡んでそうであまり絡んでない城島犬、柿本千種の2人でお送りしていきます。まさかのあの人も乱入…?!の大展開となっていますのでお楽しみに!
そんじゃあまた次回!」
「「「ちゃおちゃおー!」」」
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