「馬鹿ぁ!」
なんでいつもお前はそういうことを軽々というんだ!と思いっきり叫んでみれば霊夢は一度きょとん、と目をまん丸にして私を見るがすぐに満開の笑みになる。
「貴女が好きだからよ!」
あー!もー!そう言うことが私をさらに苛々させる、ということは分かりもしないだろう。私はムカついたから「そんなこと言う霊夢は嫌い」と言ってみれば霊夢はショック、と言う顔をした。
「な、なんで…私の何処がいけなかったの!?」
「貴女が『好き』とか『キスしたい』とか言うからでしょー!」
「それのどこがいけないのよ!」
じゃあ今まで真面目に言ってたの!?と言えば首を縦に何回もふる彼女。
「嘘よ、嘘だといってぇえぇぇええええ!」
「残念ながら事実なのよー!」
ことの発展は霊夢が私に好き好き大好き!と言ってきたから。恥ずかしいったらありゃしない!
2010 05 25