何時も頭の中に浮かんでくる奴は霊夢で、私の頭が可笑しくなったのかと思われる。が、それは元々なわけで、好きなわけで、でも霊夢は振り向いてくれなくて。いつも悲しくなるのは私なんだ。そんな悲しみを、誰にもさらしたくなくて一人、どこかに消えてしまおうかと考えたり。言いたいのに、霊夢がすきだって、言いたいのにいえなくて、言ったら全てが可笑しくなりそうで。怖くて、辛くて、もどかしくて。

嗚呼、私はどうしたら良いのだろう。伝えたらもう、今までと同じようにできない。

「…苦しい、な」

私の漏れた言葉は誰も聞こえない。誰も居ないから。私の涙は誰にも分からない。…私が一人ぼっちだから。


一人ぼっちって、空しいな 一人は、慣れない
2010 04 26



 
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