ありがとう、と言って笑う霊夢にドキドキしている自分がいる。
嗚呼、とても愛らしいその笑顔が恋しくて、優しくて、とても好きだと思える自分がいる。
 それが無性に幸せ、と感じた。
二人で無言でいようと、喧嘩をしても私は霊夢が好き、と自信持って言える私がここにいる。

「なぁ、霊夢」
「なぁに?」

 ぽかぽか、と太陽が輝いている空を見上げつつ、私は今まで言えなかった気持ちを伝える。

「好きだ、誰よりも」
「私も、好きよ。貴女は私のもの。私も、貴女のもの」

 そう言って霊夢は私の手を握ってくる。
私は空を見るのをやめて、霊夢を見つつ握り返す。

「ずっと、一緒って誓ってくれる?」
「嗚呼、勿論だぜ」



さぁ、誓いのキスをしましょうか


2010 06 06

 
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