人に弱味を見せず完璧な女性を演じる夢主と夢主が好きな青雉。同期の彼氏は「君は強いから一人でも大丈夫だろうけどあの子にはおれがいないとダメなんだ。おれも男として頼られることが嬉しかった」と言われて破局。将校になる前からの長い付き合いで年齢的に結婚も視野に入れていたときだった。ヤケ酒だ!とたまたま目に入ったバーに入って煽るように酒を飲んでいく。そんなときに夢主に話しかけてきたのがたまたまそこに居合わせた上司の青雉。



「そんなに飲み過ぎるとあとが大変になっちゃうんじゃない?」

「え……く、クザンさん!」

「しー」

「あ、すいません」

「それよりどうしたんだ、ヤケ酒なんてらしくない。昼間のパーフェクトガールが台無しだな」

「……クザンさん。私、彼氏にフラれました」

「あらら」

「君はおれがいなくても大丈夫だろって言われて、離れたくなかったのに私のプライドがそれを許さなくって……、」

「ならおれにすれば?」

「…………え?」

「おれ、君のこと好きだし君さえよければ問題ないよ?」

「………………え?」



そんなに頑張りすぎるとしんどくなるよ。ってセリフを言わせたい。傷心の夢主が青雉にやさしく甘やかされて、元カレが後悔するほど綺麗になったらいいと思うよ!


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