世界観


天界で片翼の天使として孤独に生きる少女と、その少女を支える幼馴染み、人間界で出会う少年、そして謎の言葉を残す青年を取り巻く物語。

誰かのために。君のために。

そんな物語。


【天界】
人間が住む世界の上にある世界。俗に極楽浄土、あの世などと言われる場所である。
階級制度があり、神の側仕えをしている天使ほど階級が高く、待遇がよくなる。

【階級制度】
階級を上げる為には仕事で成果を上げ、神に認められることが第一。次いで家柄などが考慮される。この階級制度のため、天界には少なからず階級によって判断されることがある。

【片翼の天使】
千詠のこと。天界において、今までに片翼の天使が生まれたことはなかった。片翼の為なのか定かではないが、千詠の天使の力は限りなく弱く、高度な仕事はもちろんのこと、易しい仕事ですらこなすのが難しい。そのため、千詠は万年最低ランクの天使。

【天使の力】
神通力のようなもの。天界にいるために必要であり、また人間界での仕事を終えて天界に帰るためにも必要なもの。天使のエネルギー源と言ってもいい。天使の力がなくなると、天界で生活することが難しくなる。

【千詠の記憶】
千詠は幼い頃の記憶がない。そのため、気付いたら隣にいた匡の言葉を信じる他なく、現在はその匡に助けてもらいながら細々と生活している。匡は何か知っている様子だが、頑なに話そうとはしない。

【千詠の幼馴染み、友達】
匡、そして最近仲良くなった桜という天使がいる。

【学校】
天界の決まり、また天界や人間界での仕事をこなすためのスキルを育てる学校。ここでも能力で優劣がつけられる。トップと最下位だと、卒業後貰える仕事の質が天と地ほど違う。階級はここで決まると言ってもいい。

【あとがき】
エピローグ後にお読みください。

随時追加予定


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