「おはよー拳藤ちゃん」
「おはよーって、隈すごいよ!?大丈夫?」
「最近あんまり寝てないんだよねー」
「まさかA組の奴等がまた騒ぎ起こして…!?」
「あのー?私もA組なんですけどー?違う違う。個性使わずして戦える特訓してたの。大分刀慣れてきたよー」
「…さすが、お母さん…個性に頼らず、努力を惜しまない人だ…」
「普通だって」
「でも寝た方がいいよ。そんなんじゃ授業大変でしょ?」
「んー、まあね。でもみんなに置いてかれたくないし…。大丈夫。私はまだ、頑張れるよ」
「お、お母さん…」はらはら
「なっ、何で泣いてんの!?」
「お母さんがいつか過労で死んじゃう…」
「勝手に殺さないでくれる??」
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「でもおめーほんとに隈ひでぇぞ」
「ちゃんと寝てるの?」
「寝てるよー」
「何時間くらい?」
「3時間!!」
「「…………」」
「えい」がしっ
「ん?」
「"みょうじなまえ"、」
「しまった、!」
「"今すぐ寝るんだ"」
「…!……ぐーすー……」
「あっぶね、倒れ、……しかし、この個性すげえな。ここまでできんのか」
「よし、鉄哲、保健室に行くよ。まったく、無茶するからだ。母さ…みょうじはそんなことしなくても十分強いのに」
「物間…別に母さん呼びはあだ名なんだから恥ずかしがらなくてもいいと思うんだが…」
「母さんって呼ぶと負けた気がして嫌なんだよ。僕はまだ、爆豪に謝らさせられたこと、忘れてないからね」
「根にもってんじゃねーよ」
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