猫=三代目国王を落とせる品じゃないかな(笑)


ミカエル:王、お茶にしましょう(に〜こにこ)
若ソロ:毎度……もういいや。今日は何??
ミー:本日は、諸用でシバに行っていて、ベルキスさんからバラのスコーンを試作品として頂いたので、王にも…と思いまして。
若ソロ:へぇ…良いね。腐敗の心配が無いなら、交易品の候補…ってミカエル??
ミー:はい??
若ソロ:その…カップの縁にぶら下がっているの、何
ミー:何って…猫の人形ですが…。あ、これカップマーカーなんですよ(に〜こにこ)
若ソロ:いや、それは見れば分かるから。どうしたのそれ
ミー:王なら喜ぶかなぁと思いまして、買ってきました
若ソロ:材質は…レバノン杉…??ティルスの物??
ミー:はい。ヒラムさんが直々にシバで路上販売していたので…
若ソロ:……何やってんのあの人は…。容認したベルもベルだけど…
ミー:いえ、ベルキスさんには無許可だったらしくて…。その後、ケルビエルに捕まって王宮に連行されていきましたよ??
若ソロ:それ聞いたら、そのうちこの国でもやり出しそうだねそれ!!
ミー:あ、それは無いって本人が言っていましたよ。この国は、王が直々に見回っているので、見付かったら魔力で消し炭にされそうとかで…
若ソロ:……。(殴りたい…。ミカエルも殴りたいけど、今すぐ転移魔法で飛んで行って、本気でヒラムを一発殴りたいっ……)
ミー:しかし、これを作った人間も、王みたいに猫好きな方なのでしょうねぇ。アリエルにも一つあげましたが、「凄く特徴が出ている」と喜んでいましたよ
若ソロ:まぁ……ねぇ……。確かに、たまにこんな光景見たりするしねぇ…(猫のカップマーカーを見て)

「交易品候補に入れようかな…」とボソッと呟く王と、ヒラムに根負けしたベルが「1日だけよ」と了承し、「よっしゃ!!」とガッツポーズをしたタイミングが偶然にも重なったとかならなかったとか…

――――――――――
†……(^^;)
おっさん何やってるって話です。
まぁ…それをちゃっかり「王とアリエルは喜ぶ」と買ったミーもミーなんですが…

ただ、王に拒否されても、「可愛いだろ!!これなんて、お前のトコの猫にそっくりだろ!!」なんて強引に言ってくるのがヒラムです(笑)

うん…今日も、人間界は平和だ(^^;)

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