猫、国王に口答えする


†某所の猫コラムにて、「猫が机の上を歩く時に、物を落としまくる理由」なんてのがあり…

1.たまたま通りたい道に障害物があった。(猫本人は上手に避けているつもりらしい)
2.飼い主に構って欲しくてワザと落とした

なんて理由が挙がっていた訳で。

最早、猫好きが確定している国王が、これ目にしたら、どうなるかなって。



【ベルゼブブみたいな猫がいたby三代目】

―ケース1―

若ソロモン:あ、ちょっと君、資料が置いてある時は、机に乗っちゃダメって言ったでしょ??
ペルシャ猫:言ったわね。それが何か??
若ソロ:覚えているなら、言い付けはきちんと守って貰わないと困る。机の上のものが散乱しちゃってるし…。何より、子猫達への示しが付かないでしょ?
ペル猫:解ってはいるけど私が今日、たった今通りたい道に、たまたま王様の机があって、たまたま障害物が乗っかっていただけじゃない!!大体、私はちゃんと避けて通ったわよっ!!
若ソロ:…女の子相手に、これ言うのもなんだけどね、お腹に当たって落ちてたよ…
ペル猫:私がデブって言いたいの!?大体、栄養満点のご飯くれるのは貴方じゃない!!それがいけないのよ!!
若ソロ:…君、最近偵察隊の仕事サボってるでしょ??
ペル猫:ないわ!!ないない!!
若ソロ:抗議受けたんだけど。君のチーム全員から
ペル猫:アイツら…
若ソロ:一応ね、ここでは「働かざるもの食うべからず」の規則なんだけど…。ダイエット兼ねて、ご飯抜きにしても、別に良いんだけどな〜
ペル猫:えっ!!なにそれ、嫌よ!!冗談じゃないわ!!
若ソロ:それを回避したければ、キッチンと倉庫のネズミ捕りなんて仕事もあるけど…
ペル猫:捕れば良いんでしょ!!捕ればっ!!見てなさい!!山積みで捕ってきてやるわよっ!!(ネズミ捕獲の為、退室)

若ソロ:ふぅ…。彼女とベルゼブブなら、ホント、話合いそうだなぁ〜…。

―ケース2―

黒猫:(王様に遊んで貰いたい…でも、こっち見てない…でも遊んで貰いたい…。勇気だ…勇気を持って、このペン立て落とせば、王様はこっちを見る…。そうだ。いち、にの、さんで落とそう。うん。そうしよう。…怒られるかな…怒られるよね…でも遊んで欲しいんだ…。よし、いち、にのっ!!)

―ガシャーン―

若ソロ:あっ!!
黒猫:(わぁぁぁ!!こっち見たぁぁぁ(泣)怒られる、怒られる…遊んで貰う前に怒られる〜(泣)
若ソロ:こら、資料がある時は、乗っちゃダメって言ったよね?
黒猫:あああああの、あのあの、ボク…ボク、王様に遊んで貰いたくてぇぇぇ
若ソロ:じゃあ、ワザと落としたの??
黒猫:わぁぁぁぁっ!!ごめごめごめんなさぁぁぁい!!もうしません!!もうしませんから!!
若ソロ:はぁ…。そんなに怯えて謝られちゃったらね。怒る気力も、流石に失せるよ…。遊んで欲しかったら、今度からちゃんと言うんだよ??
黒猫:ははははははいっ!!

―オマケ。子猫の場合―

子猫トリオ:おうさまー!!あそんであそんでーっ!!(窓際から子猫3匹ジャ〜ンプ)
若ソロ:わっ!!と…。ふふっ。君たちは元気良いね
子猫1:おうさまー、私昨日バッタ捕まえたのー
子猫2:あのねあのね、ボクはねモグラ見つけた!!モグラ!!
子猫3:おうさま、おうさま、猫じゃらし!!じゃらしまだ??ねぇまだ??
若ソロ:はいはい。今出すよ(空間から猫じゃらしを取り出して)

―――――――――――
†リボンの団長の猫王国(笑)

まぁ…こんなやり取りだろうなぁ〜。
ついでに、子猫ズに大人の茶トラあたりが、「ここの王様って凄いんだぜ?人間なのに動物とはなせるんだ」なんて言ってそう…(^^;)

因みに、当方が思う猫のイメージは前のページを参照で…

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