ルクスとフェルとジェノ
†弐 寺の「冥」って、個人的にこんなイメージ…↓
人間と吸血鬼の戦いが激化する…
ルクスは純血の吸血鬼でした。
しかし、戦いが嫌いでした。
「同じ生ある物同士なのに、どうして…」
ルクスは戦場から逃げ出し、協会へ逃げました。
しかし、吸血鬼を保護する場所─吸血鬼協会では、更に酷い戦いが繰り広げられていました。
魔力を持つ人間と、吸血鬼との魔力での争い。
互いの魔力がぶつかり、時空が歪んでいたのです。
ルクスは直ぐにそこを離れようとしましたが…
時既に遅く、時空間に飲み込まれてしまいました。
何もない
真っ暗な世界…
ルクスは一人でさ迷っていました。
ある日ルクスは、時空間を自在に行き来出来るフェルという青年に出会いました。
「ここは、異世界に近い位の遠い遠い過去だから、君がいた時代に、連れて帰ってあげるよ」
フェルはルクスの手を引いて、ルクスがいた“時代”への道を進みました。
が、帰る途中の道で、ルクスは人間の心の闇や他の悪魔の深い闇を沢山見せつけられました。
ルクスは泣き叫びました。
「もう見たくない」
自己防衛の心理が働き、ルクスは“ジェノ”という人格と“ジェノサイド”という武器を生み出してしまいました。
ジェノは見える闇、見える悪を全て切りました。
「みんな、みんな消えてしまえっ!!!」
高笑いをしながら、ジェノは言いました。
「ジェノ、ジェノ止めるんだっ!!」
フェルは命がけでジェノを止めました。
「フェ…ル??」
「ジェノ…ルクス止めるんだ」
ジェノはフェルにしがみつきました。
「フェルが…泣くから帰る。フェルが泣くの、何か嫌だから」
ジェノはルクスに戻りました。
「…フェル…怖い…」
ルクスはフェルにしがみついて泣きました。
「うん。大丈夫…何も怖くないから」
フェルはルクスを優しく宥めました。
そして、ルクスはようやく、自分がいた時代に戻る事が出来ましたが
時空間で生み出した“ジェノ”と“ジェノサイド”は消える事がありませんでした。
ジェノは時折暴走し、目の前の物を片っ端から切りました。
そんなジェノの暴走を止められるのは、自分しかいないと思ったフェルは、ルクスの時代にいる事を決めました。
仕事の休憩中に15分で文字化(笑…マテ)
ルクス→光
フェル→運び手・帯びる者
…足すと……そういう事ですが、完全に別です。
ジェノ→ジェノサイド(大量虐殺)
これまた安直(爆)
でも、名前ってそんなもんじゃない?(お前だけ)
ついでにルクスはオルニアスの幼なじみ…
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