臨海学校


†忙しくなる前の年末、某番組で「10mの飛び込み台から、誰が一番早く飛び込めるか」というのをやってました。

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ザドキエル:あっちのプール、10mの飛び込み台あったぞ!!なぁなぁ、誰が早く飛び込めるか、やってみね??

いっちばん先に飛び込み台見つけるのは、ザドキエルで言い出しっぺも彼。

ゾフィエル:面白そうじゃない。あんただけには負けないかんねっ!!

で、ゾフィーが便乗。面白そうだからと、他がノッてくる。
が、一人だけ乗れない奴が…

ラジエル:馬鹿らし…
ウリエル:行かねーのか
ラジ:ばっかみたい。あんだけではしゃぐなんて
ウリ:とか言って、ホントは怖いんじゃねぇの〜(珍しく強気)
ラジ:(カチン)はぁぁ??怖くないし!!
ウリ:どうだかな〜(ニヤニヤ)
ラジ:お前だけには絶対負けない!!

意気込むラジエル。
まぁ、そんなやりとりも有り…
みんな水着に着替えて、10m飛び込み台に上がりました。

ザドキエル:10m…結構あんなι
ゾフィエル:ちょっとすくむわね…
ザド:止めるか?
ゾフィ:まさか。やるわよ

─バシャーン─

一同:!!?

みんなが気持ちを落ち着けている間、真っ先に飛び込んだのが一人…
その人物が、台に登って直ぐの出来事。
秒数にして僅か1秒

ザド:な…はぁぁ??
ゾフィ:ちょ…ミカエル〜っ!!!
ミカエル:はい??

何故みんな驚いているのか、理解してない生徒会長なミカエル(笑)
キョトン顔で見上げてます。

ザド:お前、直ぐにも程あんぞ!!
ミー:だって、カイリエル先生の地獄のランニングよりマシですから

校庭10周よりも、飛び込み10mがマシと言い張る、運動神経も抜群でも、やっぱり天然な子(笑)

ザド:だよな〜…。あ、ミカエル〜、お前先に飛んだなら、他の奴のタイム取れよ〜
ミー:分かりました〜

そんなやり取りの中、またもや飛び込んだのが2名…
ミカエル同様、秒数1秒…

ハスディエル:元気組〜っとおおっ!!
ウリエル:おりゃぁぁっ!!!

体育5で後は2の、ぺーぺー二人組。
馬鹿なりに、取り柄はあったようです(笑)
ハスディエルに至っては、助走までつける始末…

ウリ:どーだ
ハス:体育は得意だもんねーだ

上にいるラジエルを明らかに挑発です(笑)

ラジ:ふん。僕だって飛べるし!!

その後、比較的直ぐにザドキエルとゾフィエルも飛び込み…(ザドキエルはやり取り抜かして30秒、ゾフィエル1分)
他も飛び込んで行く中、飛び込めない子が一人…
台に登ってから、もうすぐ1時間経とうとしています。

ザド:お〜い、大丈夫か〜
ウリ:もうすぐ1時間だぞ〜
ラジ:煩いっ!!そんなの分かってるんだし!!
ミー:ラジエル〜、ギブアップしても、誰も笑いませんから〜
ラジ:パッパラーに負けるの嫌なんだし!!
ウリ:もう負け決定だって〜(勝ち誇り)
ラジ:黙れば?運動馬鹿!!


結局、ラジエルが飛び込んだのは、2時間半後…
その間、体育教師で「鬼で親バカ(笑)」とウワサのカイリエル先生が来ましたが、止める事もせず、「怪我すんなよ〜」とだけ言って、去って行きました(笑)



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学生ラジエルは運動音痴の高所恐怖症(笑)

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