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0601-0700
拝啓、親愛なる大嫌いなあなた
際限なく求め、奪い、望み、願う
我慢しすぎのロゼッタ
巻き戻しの未来
許してください。許せなかったこの身を。
藻掻き足掻き苦しんでも
感謝をカタチにしようとしても
見送ったわたしは今もまだ
すでにあなたはどこにもいないから
今度は間違えずに手を取りたい
魔王がキミをさらって
嫌いだったらよかったのよ
なにが正義でなにが悪か
バカの一つ覚えみたいに
ひとりにしないと約束してほしかった
ぼくらは絶対君主制
これ見よがしのレクイエム
いつかどこかでまた巡り会えるのならば、その時は、
暁を迎え入れて
遠くなって優しくなった
僕は君のもとへ帰れない
今となってはやさしいひと
よろしくハニーデイズ
この言動に言い訳をさせてもらうならば
密やかなる恋愛戦線
ほんの少しの理性の訴え
強くなりたい強くなりたいあなたよりも強くなりたい
隣り合うと不幸になる関係でも
あどけない幼少の花ひとつ
そこに愛はあるか
死ぬ勇気があるならなんでもできる。なんて言ったところで生きてく覚悟がなければ意味はない。
Dance Dance Marionette
それは偽り
軽やかに舞い踊りて蝶は美し
キミの歩幅で進む日々
近すぎて届かない
寄り添い生きる道は見当たらずに
間違いに間違いを重ねたことも
そこで提案なのですが
愛していない間は心穏やかでいられるのに
一人きりになる夕べには
恋は問答無用
もう一度最初から
きみを裏切りはしないと貴方は言った
遠く離れて祈り届くよう願っては、
真実の矢の示すところ
一途で頑固な恋煩い
探していたのは消えない楔
ただ眠ればなにも恐れずいられるのだから
永遠少年
あたしを大事にしてくれるひと
あまのじゃくのたまご
空蝉の恋時雨
いっそ一思いに、どうかお願い
来るはずのない明けない夜を待つ昼下がり
分かっていながら繰り返す
檻に入った無垢なる恋人
センチメンタルな爪先から
泣けない距離感
あなたの好きになるひとは
不揃いのスニーカーと裸足のココロ
その恋はおままごと。
朝がくればお別れですね
刹那のよしなしごと
触りたい。触れられない。背中越しのまま。
素直になれないこともない
コンペイトウの恋心
愚者は凶刃を担ぎ上げては振り回される
いつだって失ってから気づくもので
気の迷いによりキミが好き
乙女は計算高く
未来を想像したらきみがいたのです
届いた指先はカゲロウを
純粋で愚かな青春期
きみをぼくのものにしてから
甘くないキャンディがいいの
手なんかつなげる関係ではなくて
恐いのよ、あたしを知ることが
緩やかに永久に
ココロはここに置いていく
ただ一片の想いを秘めて
ヒーローなんて存在しないから
斜めに傾いた悪筆に胸が鳴る
陽炎を標に道を行きて
清々しい馬鹿になりたいと、
あたしのいない日常をあなたは生きるのね
繰り返す永遠の正されない間違い
カレンダーに目立つ赤いシルシ
ひたすらにがむしゃらに
陽射しに隠れた涙ひとしずく
遠い約束をかたわらに置いて
朝帰りに星の花
だからほら、
至れり尽くせりのイタズラ
届く宛もない便りを一筆
欲張りなSEASONS
そうして花は咲き乱れ
ハダカで生きろ
あなたを前にしてシステムエラー
いつだって精一杯のあなただから、ささやかでも力になりたいと願ってしまうのです。