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これを恋にはしないから恋愛には成り得ない
あなたを過去と割りきるまで五年ちょっとの月日を要しただなんて伝える日はこないだろうけど
明日がくることに怯えて泣いて
ミルクのないミルクティー
すべてが始まった朝
咲いて散るなら本望
思い出を消し去っても過去は無くなってはくれなくて
もう遅い。何もかもが手遅れだ。
ただキスひとつが欲しかった
わたしが泣くのはあなたのせいではなく、あなたを想う恋心のせいなのだ

あたしは執念深いから、覚悟していて。
役立たずのあなたが好きで
ともに鳴こうぞホトトギス
「愛している」を口にする日
余所行きの鳥籠
世界はなんて生きにくい
英雄は犠牲の上に成り立っているのだと理解せよ
名もない僕らはここに
呪いたいほど愛しくて
大丈夫、笑えてる。

胡散臭い恋愛主義者
まだ慕ってしまうことを、どうか許してください。
青春なんて青臭くて懐かしい
下心を真心にする意思があるなら歓迎しましょう?
それが乙女の心意気
チョコレートのやさしさとキャンディーの憂い
大人と子供の境界線を踏み出して
些細な一言に踊らされる屈辱を日々感じる恋なんて
この腕はきみにぴたりと嵌まる
嘘でも好きと言ってほしかった

なんでもないフリして視線で訴えてた
馬鹿らしい愉快な生涯を
左右不揃いの前髪
タイムリミットは飽きるまで
掬い上げられた右手
欲しがらないペアリングをプレゼントしたい気持ちだけで贈ります
シロツメクサの約束
既視感に目眩しそうな夏の夜
有り得ない衝動のままに
あなたを傷つけて終わろう

愛だの恋だの言う前に
甘い台詞はなしにして
濡れた顔のまま見上げた空は青く
ひたすら一直線に前へ
恋する乙女はみんな馬鹿
シャーベットフラワー
裸足の心でつかまえて
今なら言える、ありがとう。
煩わしい青春の象徴
睦言はゆりかごのなかで

弱味につけこむ気満々ですが何か
優柔不断は得意技
手間暇かけて育てた恋心
行方知れずだった感情が見つかった
逃げ出せボーイ。狩人はここにいる。
月夜にキミを愛しましょう
毒をはらんだ瞳をキスで塞いで
好きになっても始まらない
虚ろな情熱を駆り立てて
その恋を守りたかったのは自己満足でしかなかったのだけれど

馬鹿みたいに笑ってはしゃいで涙して
花よ花よ真白き花よ
夢中で追いかけた背中を、ようやく捉えた気がするから
ねえロミオ、あたしと恋に落ちないで。
それが間違いのはじまり
純情可憐なオトコノコ
どこか遠くへ連れてって
メインディッシュはもちろん、
いつかまたここで
朝一番におはようを

たったひとつのキスにすがる
ロケット花火できみのもとへ
年齢差は埋まらないけど距離はいつか埋まるから
あなたは幸せだったのかな
がむしゃらに駆け抜けた一週間
コンプレックス×コンプレックス
無制限の愛をささやく
手帳にはハートマークが不必要
約束を守らないと針を持っていくからね
これで終わりにするから

そんなこんなで、めでたしめでたし
恋に恋するお年頃なんてとうに過ぎ去ってはしまったけれど
きっとずっとアイシテル
いつかまたなんて約束よりもこの瞬間にシルシを与えて
奪って奪われてそんな不毛な関係でも
最初で最後のやさしい夜更け
恋人は宇宙人
自己陶酔型のジレンマ
ごみ溜めのなかの天使
恋煩いとは如何なるものかと自問自答

キャンディレインに包まれて
人間は慟哭する
背伸びなんてお見通し
心には触れさせない
ふたりの距離を概算すると、
どこから来てどこへ行くのか
的外れな全力投球を他人は笑うけど
水玉模様のLoveSong
月がキレイな夜だから二人で散歩なんていかがでしょう
全身全霊全力疾走




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