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笑顔のきみへ
かたわらのユートピア
愛故に息の根止めて
ときめきの熱変動
ちぐはぐピアスに込めた意味
嫌がる姿を猫っ可愛がり
薬指に見えない印
渇れた涙は海の底
つながる鼓動をどうか聞いていて
転がり落ちる真っ赤な果実

夕闇にシルエット、仄かに揺らぐ
大嫌い大嫌い大嫌い!好きって言ってよ!
ボディーラインをなぞる視線
世界はこの恋のために
出せない手紙にあふれる言葉
笑顔、ときどき、膨れっ面
淡い口づけ泡となり
星座になった恋人たちは、悠久に幸せでいられるのでしょうか
宵の名残のキスマーク
あなたのために死ぬことは出来ないけど、あたしのために死ねると言って。

絡んだ視線がくすぐったくて
極彩色の蝶に艶やかな指先
「かわいいよ」ってはにかむあなたは、ねえ、わたしよりずっとかわいいのよ。
微睡みにたゆたう
擦れ違いざまに触れる手と手
不相応の幸福論
向けられた背中が遠すぎて、あたしはすべてを投げ出した
くちびるにひとさしゆび
遠い記憶に笑うきみ
世界を敵に回しても君だけを守りたいと思った

六花ひとひら、はらはらり
頬をつかんだ手のひらは、むりやりあなたを見つめさせる
寄りかかる温度の心地好さ
傘にそっと隠してみせた
信号を待つ束の間に
流れ星を追いかけて、追いかけて
いびつなハートの責任をとってください
立ち漕ぎブランコはどこまで空に近づける?
ゆっくり、でも確実に
泥だらけが勲章だったあの頃のこと

偽装の理想のMy darling
見返り美人の法則
それがボクには相応しい
幼いゆびきりの行方
貴方の心を引き裂きたいと願っていた
まるで迷彩色の空気感
走れ走れ、それこそ青春の醍醐味ってもの
傍若無人はお手の物
泣き虫はきみの前でだけ
愛せないならそう言って

絶対的価値観の相違を乗り越えられるかという
なにより甘いあなたをください
待ち合わせ5分前のお約束
影だけは手をつないでる
額を押し当て永遠を誓う、いつまでもどこまでも
つま先立ちのキス
行き倒れたなら骨は拾ってあげるから
噛みつかないよう鎖で繋いで
犬も猫も間に合ってる、だってキミで手一杯
走り書きのラブレター

薔薇と四ツ葉のクローバー
頭にぽんと乗せた手に跳ね上がる心臓
居心地の悪さは距離感が変わったせいね
きみの優しさが依存性の麻薬だとするなら、ぼくはとっくに中毒者
手のひらにこぼれた星屑
シロツメクサに見る夢は
いつだってキミは三歩先を行くから、あたしは真似して歩いてく
剥き身のナイフを突き付けてあげる
見えない明日に震えても、夜は明けてしまうから
心の底できみをめちゃくちゃにしたいと願ってた

右隣はキミ専用
満たされたい想いはくすぶって、
全力疾走自転車は空を飛ぶ
クリームたっぷり塗り込んで。おいしくなーれおいしくなーれ。おいしく食べてもらえるように。
ひつじを数えて目を覚ます
伝えたいことはひとつだけ
困ったことに、現状で満足してるみたい
恥じらいに不慣れなものですから
最初で最期のキスをして
弔いには一本の花束を

明日からやるよ。人生の悪あがき。
裸足のままで
この片想いは大作と言えよう
恥ずかしながら可憐なあなたにノックダウン
今日で終わりにします
淀んだ感情はもうお腹いっぱいだから
ルージュの褪せた唇を食む
白いレースがよく似合う
月明かりに映える肌
あなたに恋しているだなんて、それはどんな冗談かしら

巣立ちの刻、別れの唄
大志よ目覚める時がきた
雛鳥の戯れ言
花占いの結末を実現させよう
なんにもいらない。
背中合わせのテレパシスト
衝動に身を任せ、時に本能のまま
幸せに優劣はなく
ほらごらん、僕がいないとダメな人
浅はかなる人生の主人公




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