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捨て去ったはずの青い感傷
苦くて甘くて苦い、そんな恋もあると
遠くへいってしまうなら、どうか私を
さよならを言わないで。ありがとうなんて言えないから。
誤魔化しを重ねた朝
きっと愛してた。
キミの影を踏む、そんなクセ
隣で生きていきたいと願った
愛さないから愛してよ
これは恋心か所有欲というものか

常識なんて誰かが決めた偏見のうち
空の青さと遠い過去
終わりに向かって加速する
キスしてくれたら許して…あげないけど。
夢は叶うとか努力は報われるとか
赦しを乞う暁に哭く
頬が熱い、冬の一瞬
口づけと、やさしさと、ほろ苦さ
小指だけ絡めた関係
ほらごらん、油断大敵五里霧中。

仔猫を侮れば泣くのはこちら
口に出したらはじまってしまう
誘惑は黄昏時に
罪つくりな君と仕掛け合う放課後(課業後)
淹れてあげるよ甘い甘いミルクティー
あなたを殺して死んでやる、だなんて
始めたのはキミ、終わらせたのもキミ
嘘つきは誰かさんの専売特許
けだものになってくれるなら食べられたってかまわないのに
これは運命か。いいえ、平凡な夕暮れです。

年がら年中エイプリルフールのキミに告ぐ、投降なさい。
あたしを好きって認めればいいのに
素直になんて程遠い
かわいすぎて食べてしまいたい
ほんとのとこ、どうなんですか?
嘘を吐くのは予防線、踏み込まれたら立ち竦む
オオカミさん、そろそろ食べ頃ですよ。
個別設定の着信無視
だから放っておけない
そそげない泥、きっと一生この身の一部。

ヒーローの浅知恵
傷つけあって舐めあって
例えばあなたに恋してしまったとして、
重ねた手のジレンマ
舌の上で転がる飴玉はとても甘くて
裏切りに鉄槌、恋心の代償
泣いてないでしょ。…あなたの前では。
揚げ足取りの正論好き
「好きだよ」ウソばっかり。
酸いも甘いも味わってきたわけではないけど

さみしがりやの一匹狼
矛盾した関係のまま
コンプレックスを育てたあの日の午後
雨よどうか止まないで
意識ひとつで世界はこんなに色鮮やかだ
愛してないと言っても過言ではない
薄れてゆくぬくもりが、ただただ恋しくて
お願いです、苦楽をともにしてください。
お口に合いましたら幸い
猫なで声の騙し討ち

ねえ、泣いてよ。
明日晴れたなら君を連れ去って
狸寝入りが十八番のキミは
夕月夜の秘め事
未来はあとからやってくる
それもいつかは青春の1ページ
さみしいならこの手を取って
愛しさの半分は○○でできています。
手元足元がおろそかになってやしないかい?
うさぎだって震えてばかりじゃいられない(たとえさみしくたって)

若気の至りなんて言い訳ですが
「好きです」と言えない自分になりたくないから
悪辣ピエロに翻弄されて
気づいた時にはもう手遅れ
ばかばかしい歌うたって、キミに叱られよう
アンバランスな報復
色褪せた人魚は虹の袂で
これが初恋だって信じてくれるだろうか
ずっと言えなかったことがある
静かな夏に通り過ぎる永遠

エンドロールのその先に
決して叶わないと知っている
愛されるより愛したいだなんて綺麗事
薄っぺらい人生で最大の危機
バイバイと振る手を引きとめて
アンバランスな報復
世の中はあまりに美しくはないから、だからまっすぐここに立とうと決めたんだ。
残酷にもカウントダウンは始まった
絵空事な二人
正義の味方じゃなくてきみの味方になりたくて

花結び蝶結び
他の誰でもない僕から祝福を
対極線上の光景
かわいいかわいい小鳥さん、この声が聞こえていますか?
ひたすらに抗って翔べ
傷だらけの爬虫類
小雨に踊るダンス
ほんとは誰でもよかったの
夢現に在り泡沫の夢
どうせなら切り捨てて




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