1401-1500



自分の足跡を、何度も繰り返し踏み固めては、
私はまだ心を殺したつもりはない
ちっぽけな自尊心は暴走する
弾丸スターダスト
可燃式思考回路
あたしは世界を欺き続ける
もっと狡く、狡猾に
さあ、宣言せよ
ドラゴンは陽炎のごとく
思えば傷だらけの人生でした。

ヒロインはある日突然に
ぼくをきみのすべてにしてほしかった
離れた指先が辿りついたのは、
どうせなら貴方から切り捨てて
都合の良い幻想だとしても
共依存の夢をみる
冷えた唇がわらう
閉じ込められた孤独
優しさを騙る異分子
笑わば笑え、泣かば泣け

咎堕ちの救世主
霧雨をまとったまま
意味のない理想など
喰い潰される平穏
ぬるま湯の小鳥たち
憂鬱な神のひとしずく
僕のせいで君が泣くなら
セピア色の魔法
花ざかりの思い出たち
晴れやかな歌声で

噛み締めた唇は痛むけど
さよならを決めたのは、
押しつけ理想のプロポーズ
放課後ワルツ
いつか届くと信じていた
たとえばそれが恋ではなくても
間違いだらけの
この恋は生き残りをかけた戦場
痺れた指先で
クライマックスの始まりだ

青すぎた記憶の副産物
独裁するヒーロー
特別だったわけじゃない、そう思いたかっただけ
ひとりぼっちでたゆたうキミは
空っぽに還って
小さな声で叫んだら
目指すは絶えぬ愛故の
告げる言葉など持ってはいなくて
見えない痛みこそを
逆転の愛欲

ようやく僕は息ができる
盲目的に愛してよ
優しくなんかなかったはずなのに
ハピネスフォビア
恋を謳え、愛に哭け
愛しさだけじゃ何もかもが足りない
振り返るつもりなど
捨てられない感情論
嵐のような言葉を持って
究極はともに消えること

息を殺してきみを呼ぶ
人間は貪欲だ。満足を知らない。
弾んで転がったのは胸のなかのなにか
かけがえのない悪意
ボクがキミの翼になるから
いつか生命が果てるまで
素直な暴君
その鍵を明け渡して
傷ついたふりをしないで
あの日から遠く離れたけれど

なんてことのない、恋。
さあ喉笛を噛みきってあげましょう
僕は僕であるために
視線のあわない距離感
君を失おうとも
僕らはどこへ行くのか
肩を掠めるぬくもりだけが確かなもので
たったひとつ残ったもの
共有する過去は噛み合わなくとも
終わる世界と動き出す時間

絶望を与えてあげる
理性を脱ぎ捨てて
闘うなら後戻り出来ぬ決断を
申し分無い果実
恋されよ乙女
さようならと笑うキミ
誰でも同じではない
失いたくないのは、君?それとも恋?
その過程がどうであれ
いちごみるくの誘惑

吐息のままに
すべてを振り切って跳んでみたなら
ねえ、いつからここに辿り着く運命だった?
私の悪魔様
忘れた日々は無かった過去へと
ただの愛。
艶やかなりしおもひでよ
どうせ終わるならこの手でひと思いに
心を開け放す日など
量産品はいらないの、あたしだけの王子様が欲しいわ




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