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君はきっと笑うだろう
彼方の貴方、此方の行方
ペリドットの夜想
戦え愚かな敗者よ
愚鈍なる世界を置いて
屍骸に紅き旗
左様ならと貴方は言った
好きなら好きと言いなさい
素直になったモン勝ち
ななほしの夜に

成すがままに為しませう
鮮やかな記憶 それは君の影
クライシス・クラウン
色は匂へど咲きぬれば
ladies go
初恋のルールブック
月から降る幾千の光
大局を諳んじろ
優しすぎるひとは嫌いなの
傷だらけの手のひら

不健全で正常な世界
白刃煌めく夢のよう
今なら飛べそうな気がしてた
次こそは幸せにと願えども
そしてこの手は掴めない
あなたはここで、
落としたのは見えるはずのない、あの、
小鳥と猛獣使い
英雄は悪魔たるか
救いなき楽園

ピエロが嗤うその日まで
迷ってこそ生きる
ならば戦え
愛していたかっただけ
すべてを知った気にならないで
幕切れは唐突にして劇的に
夕空に浮かぶ未確定要素
放った弾丸は戻らない
あの娘が云ふには
アンニュイベイビーとナイーブガール

神殺しの勇者
万にひとつの可能性
愛とは呼べぬ薄染めの
センチメンタルの行方
忘れてもいいから
つまらない日々と君の話
モノクロポラリス
追われる勇者様
ぬかるみのようにこの愛に嵌りこんで
死ぬなら生きよ

君がいたはずの景色が滲む
感情的ロジカル
その嘘は覆らない
削ぎ落とした希望の欠片を
尽きぬ話も分かれ際
希望の種を壊して、あたしから痛みごと奪って
あたしが守ってあげるから
未来への過程
雨の訪れを待ちて
とりとめもなく「あいしてる」

喩え傷んだ翼でも
本能の嘆きは身に満ちて
旧い角膜は剥がれ落ち
そして世界は果てるのだ。
嘘吐きジュリエッタ
想い出は全部あなたにあげるから、だからわたしを
吐息と暮らしたあの頃は
夜明けの衝動に従え
禁断の果実を転がして
流星を撃て

キミとアタシが一対でない限り
息をするように君を見つけた
愛すべき君たちへ贈る言葉
地図も無き世界へ
群青色の群像劇
乙女はいざ剣を手に
抱えた爆弾の織り成す物語
終わらない遊戯
僕等が淘汰された世界で
向かい風に生きろ

その薄っぺらい笑顔を剥いであげる
君は僕のヒーローだった
そこに未来なんてなかったのに
千の星と月を束ね
この指だけはあげられない
無造作な愛
傷つけたくないなんて奇麗事はなしにして
あの頃に戻ったとしても決して
何を喪い何を得るのか
どうして僕らは生きている

愛の鬱血
大きな声で高らかに
夕闇に君は染まって笑う
この想いを砂糖のように紅茶に溶かして
無防備な視線
穢れたわたしに優しくしないで
恋とは気づかぬ友情の
淘汰されるくらいなら
不条理な夢物語
傷つけあったのは甘い記憶




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