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1001-1100
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可憐な少女と過激な乙女
然様ならさようなら
どう足掻いたって世界は甘くない
今こそ語ろう、悠久の贖罪を
嘘や誤魔化しは嫌いなの
そしてぼくらは死んでゆく
超えられない壁なんて最初からなかったのに
わたしのためと、嘘を吐き
いとあえかなる霞の花よ
がんじがらめの勇気
残虐アリスと薄幸ピエロ
ぼくにきみはすくえない
過敏性の恋煩い
捺しつけられた純白の烙印
ツギハギだらけのぼくらは
喪われたはずの希望の在処
空飛ぶ魚の愛しき月夜
世界に置き去りにされても
たとえばここから、
僕らはまるで友達のように
世界を閉じるとき
一日の終わりに振り返りみては
代償はこの身にかえて
神はしゃべらない
キミが欲しくて、だからこそ喪う日を待ち望んでいた
手のひらで掬った救いの嘆き
甘いだけの人生なんてただ腐りゆくだけ
白馬の王子様なんて求めてないのよ
終わりの見えない道ばかり
強欲を誇れ若者よ
手のひらで隠した未来のカタチ
武装を剥がしてくれるひと
したたかに艶やかに
漆黒天使と満ちた月
愛していたのは夢でした
無為な夢を生き
着飾ってきた見栄をひとつひとつ脱いでいけば、
水平線に狼煙を上げよ
誰かに言ってほしかった、あなたに言ってほしかった
海に星撒き空に花蒔く
アイシテルを百万遍
空しかない場所
傷つけ合うしかない
くだらないと言い聞かせてみても
おいでなさいと声が喚ぶ
不機嫌な聖女
恋なんてしないと誓ったあの日
意識すれば即ち負けであると
祝福を戴いて
甘ったれダーリン
きみが望むなら流れ星だって
花を手折って紛らわせ
相対する正義
可能な限り曲解して笑え
ありがとうを重ねても、果たして届いているかどうか
たおやかな手のひら
諦めた夢の屑箱
交差点でふと振り仰いだ空に
あたたかかったのは、ボクかキミか
守らないで、隣で戦っていたいから
拝啓 つまらないオトナたち
勝ち誇った顔の負け犬と
報われない愛など捨てて
こちらへおいで。
泣けてしまう夜には
覗き込んだ見知らぬ世界
生きるにおいて必要不可避の
鮮やかなれ散り際よ
嘘でもいいから好きでいて
今もどこかで泣いている君へ
前のめりに生きろ
朽ちた骸が僕の夢
始まりの火曜日
キミの名前を口ずさんでいた季節
貴方様の言う通り
遠ざけたのは大切だからこそ
背中を預けるに値するひと
信じきっていたボクが悪かったのだと
レトロポップなこの日々を
この感情が恋なのだとしたら、
テネシーワルツを越えて
25時の魔女
夜明けのシンデレラ
ツギハギランダム
小鳥の黄昏
さあ、いざ現実という名の戦場へ
涙はただの飾りだと
移ろう季節に君を想う
違和感だらけの日々から貴方へ
言い訳せずに恋を詠え
おいそれと逃しはしまいて
そっと吐き続けていた愛を、あなたは本当に信じていた?
淡雪姫の捧げ詩
もがれた翼は音をたて
いつからかどこからか
ここからは還れない
シンキング×シンギング
騙し合いの純愛
この手で躾けてあげる
痛みを伴い、それでもなお