0901-1000



果敢なリアル
想っても届かない
死にたくなるほどの恋はきっと一生もの
妖精のため息
トロイメライをもう一度
掃き溜めに青空
鏡の礫に映る真実
愛してなどいないけど寄り添って生きようか
縋りついた背中は掻き消えた
特攻型乙女

あなたを愛して心が傷んだ
あたし以外を見る瞳なんて
空回りの明日
ゆっくりと飲み込んだ毒薬を
きみが殺してくれるなら、
蝙蝠の孤独
もう忘れた。そう言いながら夢にみる。
「ばーかばーかばーか」
大切なモノから壊していけば、ほらボクは自由だ。
迷惑じゃなく心配なのだとは伝えられるはずもなく、

仄かなやさしさを残酷と呼べば
いつしか時は来たりて
朧記憶のエーリュシオン
腐った心を齧り取ってはあなたに吐きかけ
嘘つきな愛をささやこう
立場の違いなんて手を繋ぐには必要ない
忘れてしまえたならよかったのに
風のまにまに
裏切りの裏切りをあなたへ
死せる龍と晴れた空に

向日葵に落ちる陽炎
可憐なリリィ
コスモス畑の幼き日
激情の彼岸花
アジサイに隠れた憂鬱
片恋を重ねたのは、あなたに愛されるためだったと気づいたの。
薄汚れた翼を美しいと言うひと
堕ちゆくライフライン
未来なんてずっと前から欲しくはなかった
弔いの焔を掲げよ

あなたを求めたあの日の過ち
希望なんて最初からなかった
偽りのこの世界で
打ち込まれた楔を押さえ込み
ボクを殺したキミの唄
選択の辿り着く未来
ふわふわまあるい砂糖菓子のようなキミ
かさ鳴るリズムの困惑メドレー
呼吸の仕方も忘れるくらい
計算外の運命性

あなたがいないのならば数多の幸福など
錨を上げよ出立の時が来た
もう諦めてもいいと思っていたけど
擦れ違いざまに投げた感情ひとひら
残された希望は忘却の彼方
無感情の道化者
このまま終わりゆく夏の日
恋をしてぎこちなくも香りだす
赤い雫と黒き涙雨
吐息すら飲み干して僕を止めてしまってよ

預けた想いは戻らない
幼くとも無垢ではないの
譲れないものをこの手で壊し
抉り取った瞳を捧げ
花弁で覆った海の底
忍び寄るキンモクセイの気配
指先から崩れてく
星になれこの想い
傷つけて泡と消え
キミのための夜想曲

居場所はあたしが作るから
明日なんてものはなくたって
それは反故にされるための、
逢いして愛して哀した藍色の曖昧
さあ懺悔のお時間です
悪戯に優しいあなたを信じることは出来ずに
真実だけを信じては切り取って
始まらないこの想いは薄荷味
僕らは大人になっていた
捨てるための命なんていらない

夜が長くなり人肌恋しくなって、想いが加速する
始まりはきっと単純で
冥がりの太陽
※ぼくが美味しくいただきました
晴れやかで憂鬱な日和
行かないでと呟いた声はもう、
綺麗事で塗り固めた人間関係
愛想笑いで世渡りしたって
生きづらい世界ならいっそ逆立ちで
走り出したら止まらずそのまま

ロミオはジュリエット
勘違いの魔法遣い
嘆いては取り零してきたはずのそれを、今度こそ喪わないようにと
不要ならば叩き潰して
パラドックス・ノート
武器にもできる涙を抱えて、女はどれほど美しくなれるでしょう。
エンディングははじまらない
さあレイディお手をどうぞ
紳士的に殺り合いましょう
二度は赦されども三度目はなし




Back


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -