「お風呂はいろ〜っと」



「…ん?おい、この平たいのは誰の落し物だ?」

「オッそりゃあ審神者が肌身離さずもってるすまほってやつじゃねぇか?」

「ぼく、ぱずるげーむというのをやらせてもらいましたよ!たのしかったです!」

「ほぅ…ぱずるげーむとな?」

「あ…よく、虎くんたちをしゃめってたり…」

「はて、しゃめるとは?」

「写真を撮るって意味らしいね。メ、は…なんだろう?」

「メ…」

「メ」

「メか…」

「わかった!」

「おお!鶴丸分かったか、なんのメなんだ?」

「ずばり………メバチコだ!」

「メバチコって何だよ?」

「恐らくこの顔芸のことだろう、ばちこーん」

「ほぅ…!メバチコというのか!」

「(国広あれは)」

「(ウインクだね)」

「(ウインク)」

「ところでどうやってしゃめるんだ?」

「この丸を触ると解除されるって言ってたが…こういうものは容易に開けていいもんじゃないだろ?」

「まぁ薬研、そう堅いことを言うな」

「この丸か?………おい開かないぞ!」

「あ?数字が出てきたぞ」

「あいしょうばんごうでしょうか?」

「よし今剣、思い付く限り押してみようぞ!」

「はい!」

「ちょ、旦那たちいい加減にしとかねぇと大将帰って来ちまうぞ」

「くだらない……」

「あっ」

「ん〜?…ナントカは使用できません、1分後に再度試してください…だって」

「いっぷん…」

「四半時足らずってことだぜじっちゃん」

「ほうほう、なるほどな。では、いっぷん後にまた試そうじゃないか!」





「ふぃ〜今日もいい湯だったなぁ〜っと…………」


「(おい、審神者が気付いたぞ!早く皆行け!)」

「ほっ」ガタッ

「ばっ、三日月!」

「鶴丸!?そこにいるの鶴丸!?これやったのも鶴丸!?」

「い、いや、ちょっとすまほってやつに皆興味が…な…」

「鶴丸しかいないんですけど」

「は!?あー!あいつら逃げ…っ三日月のジジイめ!」

「鶴丸」

「はっ…おいおい落ち着けって、かわいい顔が台無しだぜ?」

「鶴丸」

「ハイ」

「一週間風呂掃除」

「…はは……こいつぁ驚いたぜ………」

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