9,九浜圭織&木津陸
陸「(入室)あ、どうもこんばんは」
圭「こんばんは(微笑みながら紅茶すすり)」
陸「あー、なになに、ここお茶出んの?初耳なんだけど」
圭「いや、自前だよ(ティーポット指差し)」
陸「優雅過ぎてなんも言えねーわ…」
圭「…さあ、ちょうど飲み終えたから始めようか?」
陸「あ、そうスか。なんかよくわかんねーけどいきまーす」
『いらっさい。これは素敵なあなたの身も心も素裸にしてしまえという質問です。ここからは服を脱ぎ捨てて全裸で答えてください』
圭「…この俺に脱げと?はっ、相当な自信があるらしいね(にこり)」
陸「や、冗談っしょ。あんたそんな成りして…(言えない言えない)うおほんっ!あんたそんな成りして結構ノリいんだなー」
圭「それほどでも。これでも一応副会長だからね」
陸「へぇー。うん、そんな感じだなぁ。うちの学園の副会長も、そんな感じ。話し合うんじゃね?(笑)」
圭「ある程度は、ノリも教養も持ち合わせておかなきゃね。そういう役職同士は苦労も同じだからね、きっと仲良くなれるよ」
陸「ふぅん…(この人絡みにくいな…)次行く?」
圭「そうだね…このペースじゃ終わりが遠そうだし、さくさく行こうか」
陸「へい大将!」
『全裸ですか?やだ恥ずかしい。そんなあなたのお名前は?』
陸「(疲れる…)木津陸だよん」
圭「九浜圭織です」
陸「圭織?女の子みたいな名前だなー。なのに違和感ない事にびっくりだし」
圭「そう?違和感ない?ちなみに俺が生まれるとき、何故か医者に聞いたわけでもないのに、女の子だと思い込んでてそんな名前しか考えてなかったらしいんだよ」
陸「ありがちなパターンだな…長男?」
圭「その通り、よくわかったね?」
陸「いえーい!ほら、最初の子供って大体そんな感じじゃない?絶対女の子、とか絶対男の子、とかさ。兄弟とかいんの?」
圭「確かに、うちの親は特に思い込み激しいからね…
兄弟?いるよ、とてつもなく可愛い弟がね(ヘラリ)」
陸「弟さんの時は大丈夫だった?やっぱ女の子みたいな名前ついちゃった感じ?」
圭「今度こそ女の子!で、菜緒にしたかったらしいけどまたしても男。結局奈央になったよ。まあ可愛いからよく似合ってるけど(ニヤニヤ)」
陸「ふはっ圭織顔気持ちわりーよー(笑)やっぱうちの副会長とコンビ組めるぜ、あんた。ブラコン同士なー!見てみたいよ、奈央くんとやらを(笑)」
圭「これは失礼失礼、つい弟を思い出すと興奮してしまうんだよね。ブラコン…そうか、これはブラコンっていうんだね!」
陸「そうだよ、よかったな新しい言葉覚えれて(笑)(ちっちゃくて可愛いんだろうなー奈央くん)」
『貴方の性別を限りなく暴露してください』
陸「男でごめんねー」
圭「俺も男だよ、本当に男でよかった。うん」
陸「へー、なんで?」
圭「そりゃもちろん奈央くんとか実知とかに突っ込める立場なんだよ?嬉しくて涙出るよ(ニヤリ)」
陸「はいはいそーね(適当)(弟つっこんじゃダメだろ…年齢とか血とか)」
『最近マイ★妄想劇の餌食となっているのは何ですか?』
陸「たくさんありすぎて僕ワカラナイ」
圭「俺は言うまでもないからね(ニヤリ)
…たくさん、あるの?羨ましいね」
陸「聞くまでもねーよな(笑)あるある!親友と先輩とか、委員長と副会長の弟とかぶっちゃけ俺の周りに居る奴面白過ぎ。あの人らどんな風にデレんだって考えたら、バラエティー番組なんか目じゃないね(笑)」
圭「なるほど…そんな考え方したことなかったよ、確かに面白いね。君もどんな風にデレるんだろうね?(ガン見)」
陸「俺?さぁ、わっかんね。デレた事ねーもん(笑)あんたはわかりやすいよ。溺愛だろ?(ニーッ)」
圭「ご名答、溺愛しすぎってよく言われるよ。君は溺愛しないの?」
陸「溺愛する相手がいねーって(笑)俺ちょーフリーなんですけど。いいなぁ恋人。俺にもデレる相手寄越せ圭織ー」
圭「そうなの?いそうなのにね、意外。相手…ねえ、奈央くんの周りをうろつくやつらならいくらでもくれてやるけどね」
陸「え、俺小さい子はちょっと…」
圭「なら俺とかどう?(にこり)」
陸「俺突っ込みたい方なんだけどなー(ニコリ)」
『え、俺?やだなー照れるー。』
圭「だと思ってたけどねー、残念。
…君みたいな鬱陶しいのは苦手だよ(溜息)」
陸「鬱陶しい?俺?(笑)」
圭「その司会のひとのこと。むしろ君みたいなのはわりと好きだよ」
陸「なーんだ、そっかー!俺も好きだぜ圭織ー。あんた面白いもんなー!」
『所謂"座右の銘"を教えてください』
圭「座右の銘…大事なものは意地でも守る、かな」
陸「なんだろうなー。未来は日々の積み重ね?(笑)努力は裏切んないよ、って思うかなぁ」
圭「確かにねー、努力は裏切らないよね。うん、いい言葉。」
陸「でも普段から座右の銘なんて考えねーよな(笑)改めて聞かれると悩むっつーか」
圭「ごもっとも、もっと適当だよね(笑)」
陸「最初がアレだったからもっと馬鹿馬鹿しい質問ばっかなんかと思った(笑)次行くなー!」
『自分の性格にあった造語を、説明つきで今作ってください。尚、この質問はアップした10秒後に消滅する』
陸「あ、消えるんだー」
圭「微妙に難しい質問だよね。うーん、造語…猪突妄進?(ボソリ)」
陸「あはは!じゃあ俺は脇役主人公で!」
圭「それ面白いね!俺、脇役の中の脇役だから少し羨ましいけど(笑)」
陸「圭織は圭織で面白い人生歩きそうだから、主人公ポジで何かに出てもきっといいと思うー!てか皆人生主人公だよな(笑)」
圭「わりと平凡だと思うけど……自分基準で考えれば俺も主人公に違いないもんね」
陸「そうだよー!そんな風に毎日過ごしたら絶対楽しいよな!」
『消滅するのは嘘です★テヘッ(棒読み)では昔自分がした恥ずかしい事を暴露してください』
陸「えー。うーん、なんかパッと出てこないや。圭織は?」
圭「恥ずかしい話ねぇ…まだ家族一緒に住んでた頃、奈央くんが風呂入ってると思って背中流してあげるよー!って入って行ったら父だったときはなんだか恥ずかしかったかな」
陸「ぶはっ!親父さん喜んだかー?」
圭「やたらと嬉しそうにそうかそうかじゃあ頼む!と言われたので仕方なく…ね…」
陸「よっぽどうれしかったんだな親父さん…よかったじゃん嫌がられなくて(笑)あ!俺も思い出した!体育の後普通に授業受けてたらさ、一時間毎に休み時間廊下に見学人がやってきてさ、何なんだよって思ってたら…俺社会の窓開けっぱでさ………ピンクのハート柄がチェンメで出回ったんだよ…誰か教えてくれてもいいと思わねぇ!?」
圭「父は見返りを求めないこっそり溺愛タイプだからね、ある意味親孝行にはなったかな。まあ、あれ以来しばらく風呂への奇襲は出来なかったけど…
へえ、そんなに見物人が来るのがすごいね。さぞかしそれでニヤニヤしている人がいたんだろうね、ドンマイ。(にこり)」
陸「ヤローのパンツ見て何が楽しいんだか…圭織は弟君のパンツ見て興奮しそうだな、変態だもんな(しれっ)」
圭「もちろんね、思わず脱がせたくなるよ。そう言えば、いつからか奈央くんが着替えてるところ見せてくれなくなったな…」
陸「そりゃそんな目で見てたら弟君だって幼いながらに何か気付くさー。圭織目ぇ血走ってたんじゃない?」
圭「…いや、血走ってはなかったと思うけどなあ。そう言えば一度実践したんだったかな。脱がせて握ったような気がする…うーん?(考えこみ)」
陸「いや、握っちゃダメだろ。おまっそりゃ誰だって警戒するよ!(あわあわ)弟君泣かなかった…?」
圭「…奈央くんは泣くでも怒るでもなくとにかく呆然としてて、母になにやってるの!!って怒られて終わったんだったかな。」
陸「母ちゃーん!もっとこいつ怒って!じゃないと弟君がっ弟君が…っ!!(焦)圭織……ほんともう…落ち着こう…?」
圭「……まあまあ、君も落ち着こう(にこり)最近は避けられるばっかりだからナニもしてないしね。」
陸「何もしなくていいよー…俺、圭織が変な記事で新聞なんかに載ったら泣くからな!(ガオッ)」
圭「ありがとう、なんか複雑な感じだけど一応嬉しいよ。でも大丈夫、そんな記事揉み消すまでだ(ニコ)」
陸「はぁ…ならいいけどさ…じゃあ次行くよー?」
『最近やった珍プレーも教えていただけるとありがたいです』
陸「熱いコーヒーを一気飲み。寝ぼけてたからさー…」
圭「え、それって途中で気付かなかったの…?(ポカン)」
「だーかーらー寝ぼけてたんだって!(恥)しかもちんまいカップだったから一口だったんだもん!その呆れ顔やめれっ!そーゆー圭織だって珍プレーくらいガッサガッサあんだろー!」
圭「俺に珍プレーなんてものはないに決まってるよ。そんな、ステージから降りるときに軽く階段から落ちたくらいだよ?(にこり)」
陸「それを珍だって言うんじゃん!圭織俺の事なめてるだろ!(ムキーッ)」
圭「あはは、君面白いねー」
陸「ど こ が !」
圭「…テンションとかー、全部?」
陸「え、圭織それは褒めてんの?」
圭「もちろんそうだよ(にこり)」
陸「あ、そ、そうなんだ…(ちょい照)圭織ってナチュラルにタラシだよなー。俺一瞬グラっと来ちゃったよ…不覚」
圭「あれ、ご希望なら俺が突っ込む側限定で相手するよ(いきなり手握り)」
陸「ぬおぉいきなり近付くなビックリすんだろー!(慌)てか!圭織恋人いんじゃないの!?ダメじゃん浮気はダメー!」
圭「冗談だよー冗談、俺には実知がいるからね。陸はいい友達になれそうで嬉しいよ(頭ポンポン)」
陸「よかった…これで一之瀬先輩みたいなのだったら俺殴り殺さなきゃいけないとこだった…(安堵)俺も圭織好きだぜ!後で番号交換しよーな!」
圭「あはは、俺はタラシじゃないから安心してね。
ところでそろそろ次行っとく?」
陸「だな!」
『これで終わります。お疲れ様でした。では最後にあなたを調味料に例えたものを叫びながらお帰りください。ありがとうございました』
陸「ウスターソース…?」
圭「あ、終わりなんだ。えと…みりん!」
陸「圭織なら砂糖って言いそうだと思ってた(笑)どうする?せっかくだから一緒に帰ろーよ!忙しい?」
圭「砂糖よりもっと鬱陶しい、大量にはいらない感じの甘さってことでね。じゃあ帰ろうか。手でも繋いでみる?あ、腕組む方がいい?」
陸「や、一定の距離を保とう(きらきら)よーし帰んぞー!司会の人お疲れさん!(ドア開くー)」
圭「あはは、じゃあそうしようか。
では、失礼しました(ティーセット抱えて退室)」