5,遥藍&九条愁


遥「ふぁー…ん?ここでよかったのかぁ?」

愁「失礼しま……あ?誰」

遥「おいおい、年上にその態度とはな。まあいい、保健医の遥藍だ。お前こそ誰だよ?」

愁「うっせぇなおっさんが来るなんて聞いてなかったんだよ。九条愁だ。あぁ、よろしく?」

遥「おっさんとは聞き捨てならねーなあ。28の一番いいときだっつの。あ、お子様にはわかんねーか。わりぃわりぃ。」

愁「年増の常套句は聞き飽きたっつーの。28っつったらもうおっさんだろ」

遥「…お前もあと10年の話だろ?まあ、おっさんでもなんでもいいけどなあ。で、今日は何すんだあ?」

愁「あぁ、手紙預かってんだ。さっさと帰りてぇから読むぞ」


『1.いらっさい。ここは素敵な貴方の身も心も素裸にしてしまえという質問です。ここからは服を脱ぎ捨てて裸で答えてください』


愁「逝ね」

遥「ほう、面白い。そんなに俺の息子が見たいってんなら見せてやるか。(白衣脱ぎつつ)ほらお前も脱げ。」

愁「んなきったねぇもん見たかねぇよお前も死ね。誰が脱ぐか、早く着ろ」

遥「つまんねーやつだなあ、冗談だろ?乗れよなあ。」

愁「乗るか馬鹿。次いくぞ」


『全裸ですか?やだ恥ずかしい。そんな貴方のお名前は?』


愁「九条だ。何回も言わせんな」

遥「遥センセーでーす。で?」


『貴方の性別を限りなく暴露してください』


愁「限りなくの意味がわかんねぇよ。男だ、どっから見てもな」

遥「そりゃ俺も男で間違いねーなあ、なんなら限りなくカラダで確認するか?」

愁「てめぇ露出狂かよ。んな脱ぎてぇならマサイ族の仲間入りでもしてこい。迎え入れてくれっかどうかは知らねぇけどな」

遥「こんなテンションじゃねーとやってらんねーだろーが。大人の事情ってやつだ。基本的には保健室と家とホテル以外では脱がん。」

愁「真面目ぶってんじゃねーよおっさん。保健室で脱ぐ必要がある時点でてめぇ変態じゃねぇか。あーもう、次いくぞ次」


『最近マイ☆妄想劇の餌食となっているのは何ですか?』


遥「保健室利用者。むしろリアル餌食?」

愁「こんなんが教員でいいのかよったく…。健全な男子高校生なんだからある程度妄想はするだろ普通。好きな奴が主だけどな」


『え、俺?やだな、照れるー』


愁「く……っだらねぇ」

遥「好きな奴、ねえ…(ニヤリ)青春だなあ。羨ましい限りで。さあ次だ次ー。(さり気にスルー)」

愁「……次」


『所謂座右の銘を教えてください』


愁「己の限界を己で決めるな。親父の口癖だ。うつった」

遥「ほー、かっこいいなあ。俺は据え膳食わぬは一生の恥だ。やらない後悔ほどたちの悪いもんはねーからなあ。」

愁「あんたの事何も知んねぇけどピッタリだとは思うぞ。でも据え膳ばっか食ってんなよ。マジもんのメインが食えなくなるぜ?」

遥「そうだなあ、まあいずれメインディッシュが出て来たら…だな。」

愁「メインディッシュ、逃がすなよ」


『自分の性格に合った造語を、説明つきで今作ってください。尚、この質問はアップした10秒後に消滅する』


遥「保健医★最強、か?いやー、給料いいし?色々ヤりたい放題出来るし?医者になった甲斐あったなあと。間の'★'は茶目っ気だ。」

愁「鋼鉄理性。好きな奴が薬で飛んでたのにヤっちまわなかった自分万歳。あの時確信した。俺は尻に敷かれる運命だ」

遥「そりゃすげえな。俺には絶対無理だ。見習いたくもねえ。尻に敷かれるなんてまっぴらごめんだな、俺は。」

愁「そんだけ我慢してもいいくらい好きなんだよ」


『消滅するのは嘘です。テヘッ☆(棒読み)では、昔自分がした恥ずかしい事を暴露してください』


愁「知って何になんだよ…。そうだな…あ、ある人物を女だと信じ込んでて、似合いそうだってドレスプレゼントした事があるな。痣出来るくれぇボコられたけど(思い出し笑い)」

遥「俺はなー、今の学校の前は女子校だったんだけどさ。そこで集団に犯されそうになった。いや、これは恥ずかしいっつーかむしろ恐怖か?」

愁「ご…ご愁傷様…。おっさん苦労してんな…女って集団になった途端強くなんの、なんでなんだ…」

遥「いやーマジでそれだからな。あのときほど女が怖いと思ったことねーなあ。(遠い目)」

愁「単体だとあんな華奢なのにな(溜息)」


『最近やった珍プレーも教えてくださるとありがたいです』


愁「寝不足と過労がブッキングした日、学校提出用の書類のサイン欄にねみぃって書いてた、らしい。総数32枚」

遥「あははっ!そりゃおもしれーな!俺はこの間颯人に薬間違えて処方したくらいだぞ?」

愁「それマズイだろ。薬はマズイ。ちゃんと医者やれよおっさん。そいつ、可哀相だな…」


『これで終わります。ありがとうございました。最後にあなたを調味料に例えたものを叫びながらお帰りください。お疲れ様でした』


遥「大丈夫だ、あいつも俺に殺されるなら文句ないだろう。
お、終わりか?意外と短かったなあ。
おいガキ、お前はメインディッシュ大事にしろよ。じゃーな。
しおこしょーう!!(律儀に叫びながら退室)」

愁「変なおっさん。あ、俺マヨネーズにならなってやってもいいぜ。さ、帰るか…(欠伸)」


モノクロ メルヘン様より質問お借りしました。



*あとがき*
いやはや、葵ちゃんとこの愁さんと私柚葉のとこの遥先生というまさかな組み合わせ対談。
無事に終わって何より安心でした。いや、ほんまに。
愁さんが呆れながらもツッコミ(なのかこれは)いれてくれるし、遥先生もちゃんと盛り上げようとしてくれたし、なんか円満?平和?(なんか違)
まあお互い興味ないから盛り上がりも盛り下がりもせず低空飛行なだけですが!キラッ★←

けどね、遥先生が変態キャラになってるのはなんでだろう\(^o^)/こんなはずではw

そんなこんなで10/11 23:41〜10/12 01:46お疲れさまでした★
前よりは大幅に短縮されました(笑)

次回、柚葉んとこの舜と葵ちゃんとこの東雲さんです!
舜とかめんどくせえよ!(コラ)